スプリンツ Sbrinz[1][2] |
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分類 |
ハードタイプ |
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原料 |
牛乳 |
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原産国 |
スイス |
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原産地 |
本文参照 |
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形状 |
車輪型 |
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大きさ |
直径50 - 70cm 高さ10 - 14cm |
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重量 |
20 - 45g |
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脂肪分 |
45 - 49% |
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表皮 |
茶褐色 |
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熟成 |
18箇月以上[3] |
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呼称統制 |
AOP[4] |
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スプリンツ(フランス語: Sbrinz)はスイスで生産される、牛乳を原料としたハードタイプのチーズ[1]。名前の由来はよくわかっていない[5]。ただし、ブリエンツに由来するという説が有力である[5]。13世紀ごろには製造されていたと見られるが、文書として確認できるのは1530年である[4]。ローマ時代に起源があるとも言われている[1]。オプヴァルデン準州、ニトヴァルデン準州、ルツェルン州、ツーク州に属する、26の谷や山が原産地である[3]。
硬いので専用のカンナで薄く削って使われるが、器具の入手難度が高いため、食べやすい大きさに砕いてそのまま、あるいはサラダに入れて食べるのもあり[6]。
赤ワイン(スイス産のピノ・ノワール)と相性がよいとされる[1]。
脚注
- ^ a b c d 本間るみ子; 増井和子; 山田友子 著、文藝春秋 編『チーズ図鑑』 182巻(7版)、株式会社文藝春秋〈文春新書〉、2009年、149頁。ISBN 4-16-660182-2。
- ^ 以下「基本情報」欄は、特記の無い限り (本間, 増井 & 山田 2009, p. 149) による。
- ^ a b “Sbrinz AOP - Origin”. 2020年12月28日閲覧。
- ^ a b “Sbrinz AOP - Craftsmanship”. 2020年12月28日閲覧。
- ^ a b Donnelly, C. and Kehler, M. (2016), The Oxford Companion to Cheese, Oxford Companions, Oxford University Press, p. 642, ISBN 9780199330904, https://books.google.co.jp/books?id=pRrGDQAAQBAJ
- ^ 『チーズ入門』日本食糧新聞社〈食品知識ミニブックスシリーズ〉、2017年、57頁。ISBN 9784889272604。https://books.google.co.jp/books?id=FJcptAEACAAJ。
外部リンク