1908年には、保全事業に取り組むチャールズ・ステュアート・オブ・アチャラ(英: Charles Stewart of Achara)が城を買い取った。1965年には、D・R・ステュアート・オールワード(英: Lt. Col. D. R. Stewart Allward)[注 2]が城を入手し、その後10年程度を掛けて修復工事を行った[9]。ストーカー城は現在でも個人所有であり、夏の間の限られた時間に一般公開されている。
1975年の映画『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』では、ほとんどのシーンがスコットランドにある別の城・ドゥーン城で撮影された一方で、このストーカー城が最後に「ア゛ア゛-の城」(英: "The Castle of Aaaaarrrrrrggghhh")として登場する。最初城は遠景で登場する。次のシーンでは、見張り番のフランス兵(ジョン・クリーズ)が、城にやって来たアーサー王(グレアム・チャップマン)を屋上の胸壁からフランス語のアクセントでひどく罵る。怒ったアーサー王はベディヴィア卿(テリー・ジョーンズ)と共に大群で城を攻めようとするが、映画前半で起きた歴史学者殺害事件を捜査していた警察が現れ、殺害事件の容疑者としてアーサー王と他の騎士たちは逮捕されてしまう。