『スターブレイカー』(STAR BREAKER)は、1994年2月10日に日本のレイ・フォースから発売されたPCエンジンSUPER CD-ROM2用ロールプレイングゲーム。
戦闘機「ペガサス」が謎の攻撃により未知の惑星に不時着、主人公「ハリー」が戦闘機の修理に必要な部品を捜す事から旅が開始される[1]。戦闘シーンでは属性が重視されており、敵の属性に合わせて戦い方を変更する事を特徴としている[1]。
開発はレイ・フォースが行い、企画および総指揮、脚本は『スタートリングオデッセイ』(1993年)を手掛けた坂田文彦が担当、ゲーム・ディレクターは後に『スタートリングオデッセイII』(1994年)を手掛けた寺岡大介が担当、アニメーション・ディレクターは後にテレビ東京系テレビアニメ『スレイヤーズ』(1995年)を手掛けた渡部高志が担当、音楽は『コブラ 黒竜王の伝説』(1989年)を手掛けた中村暢之が担当、キャラクター・デザインはアニメーターの中沢一登が担当している。
登場キャラクター
- ハリー
- 声:関俊彦
- アリア
- 声:井上喜久子
- イッシュ
- 声:渡辺久美子
- レイナ
- 声:渡辺久美子
- ガーラン
- 声:宮田浩徳
- オレガノ
- 声:西村知道
- ペガサス
- 声:沢木郁也
- ウーラ
- 声:天野由梨
- ディアレーヌ
- 声:まるたまり
- アルト
- 声:細井治
- カノン
- 声:森川智之
- ロザンドル
- 声:二又一成
音楽
- エンディングテーマ
- 「輝く夢を抱きしめて…」
- 作詞:藤井亨
- 作曲:中村暢之
- 歌:後藤叶圭
- プロデュース:坂田文彦
スタッフ
- 企画、原作、脚本、総指揮:坂田文彦
- ゲーム・ディレクター:寺岡大介
- アニメーション・ディレクター:渡部高志
- キャラクター・デザイン:中沢一登
- 企画補佐:石山雅代、野村郁朋、大町光徳
- プログラム
- メイン・プログラム:三枝直樹
- ビジュアル・プログラム:松田哲哉
- バトル・プログラム:丸山武志
- サブ・プログラム:川原英明
- グラフィック:えのもとじゃん、瀬川俊彦、高山奈巳、笹川泰英、内山紳介
- マップ・デザイン:栗山潤
- スーパーバイザー:三田隆治
- スペシャル・サンクス:宮崎万企夫、米沢昭子、青木雅子、川本純子
- 音楽:中村暢之
- 協力:(株)ジオ・ファクトリー、(株)東京キッズ、(株)ソリッドゴールド、(株)ヤカ、(株)YOUMEX、(株)リヴレ、(株)オーパス
評価
ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では6・5・5・6の合計22点(満40点)[2]、『月刊PCエンジン』では80・85・80・80・85の平均82点(満100点)、『電撃PCエンジン』では55・65・70・75の平均66.25点(満100点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.9点(満30点)となっている[3]。
項目
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キャラクタ |
音楽 |
お買得度 |
操作性 |
熱中度 |
オリジナリティ
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総合
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得点
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3.9 |
3.4 |
3.3 |
3.4 |
3.5 |
3.4
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20.9
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脚注
外部リンク