スクムウィット線(スクムウィットせん、タイ語: สายสุขุมวิท、(英)Sukhumvit line) は、タイの首都・バンコクの鉄道網BTS、通称「スカイトレイン[1]」に属する高架鉄道路線である。日本語ではスクンビット線、スクムビット線と表記する場合もある。
なお、近年急速に発達したタイ首都圏の鉄道網においてはメトロ(地下鉄、MRT)を含め、各路線とも色による愛称が別に存在する。当線は「ライトグリーンライン」((泰)สายสีเขียวอ่อน )とされ、[要出典]日本語でも同様に呼称する場合もある。ただしMRTの各路線に比べると日本人の間で定着しているとは言い難い。[独自研究?]
概要
運営会社は「Bangkok Mass Transit System Public Company Limited.(バンコク大衆輸送システム社)」[1]。頭文字を取ってBTS(บี.ที.เอส)と呼ばれている[注釈 1]。
通常軌道による鉄道である。なお、タイ国有鉄道の路線とは異なり、軌間は標準軌(1,435 mm)であり、また電化方式も直流750 Vによる第三軌条集電方式である。全編成とも4両で運行されている。
同じくBTSのシーロム線とはサイアム駅にて接続する。通常時は営業列車が相互に乗り入れることはないが車両の仕様は共通であり、またシーロム線車両の入出庫はサイアム駅に設けられた連絡線を通りスクムウィット線に乗り入れている[2]。
歴史
- スクムウィット線 - モーチット - オンヌット
- シーロム線 - サナームキラーヘンチャート - サパーンタークシン
車両
全編成とも4両編成。シーロム線の車両とは共通仕様。
駅一覧
順序は北から
運行
運賃
延伸計画
- クーコット駅 - ウォンウエーンロープノークタワンオーク駅(未着工。時期未定)
- ケーハ駅 - バンプー駅(未着工。時期未定)
注釈
- ^ 同社の公式サイトにおける英語表記はBTS SkyTrain。なお、企業名としての略称はBTSC。
脚注
参考文献
- 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』(柿崎一郎著、京都大学学術出版会、2010年)
関連項目
外部リンク