イエローラインは、タイ王国首都バンコクのモノレール路線である。国営交通公社MRTA(英語: Mass Rapid Transit Authority of Thailand)が路線の建設や施設の保有を行い、合弁事業 BSR Joint Venture [注釈 1]が出資する民間企業イースタン・バンコク・モノレール株式会社(英語: Eastern Bangkok Monorail Company Limited, EBM)が運営する上下分離方式を導入している。
2022年初頭に年内全線開通とされていたが[2]、のちに同年9月よりフアマーク - サムロン間にて公開試運転(一般人でも乗車できる無料開放期間)を開始し、同年12月より営業運転開始と修正された[3]。さらに同年6月、工事遅延を理由とする再延期が公表され、2023年公開試運転開始と報道された[1]。2023年6月3日、公開試運転が開始された[4]。
ラートプラーオ - フアマーク間についても、2023年6月19日までに運行を開始している[5]。
2023年7月3日、ラートプラーオ - サムロン間で営業運転を開始した[6]。
歴史
車両
ボンバルディア/アルストム en:Innovia Monorail 300シリーズが導入された。中国中車南京浦鎮車輛がライセンスを受けて製造した。4両編成の車両が30本発注され、2022年までに全数が納入される予定。2022年6月までに計28本が納入された[1]。なお輸送量の増加に応じて最大7両編成まで増結可能となっている[11]。最高速度は 80 km/h[11]。
路線
- 本線
ラートプラーオからパホンヨーティン24駅 までの延伸計画をはじめ、南北へ延伸する構想がある。
駅の所在地
運賃
距離によって15Bから45Bまで[6]。ラビット・カードが使用可能。
事故
- 2024年1月2日午後6時30分頃、走行中の車両からゴムタイヤが外れて落下、タイヤは地上を走行していたタクシーに衝突した。死傷者はいなかった[13]。
注釈
脚注
関連事項
外部リンク