ジョン・ウィッティングデール

公式写真(2024年)

ジョン・フラスビー・ローレンス・ウィッティングデール英語: John Flasby Lawrance Whittingdale, OBE, MP1959年10月16日 - )は、イギリス政治家保守党に所属する。

概略

ウィンチェスター・カレッジで教育を受け[1]ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンで経済学を修める[2]。その後CRDで働く。1989年にマーガレット・サッチャーの政務秘書となる。翌年サッチャーが退任する際にウィッティングデールに大英帝国勲章が授与される[2]。1992年に、サウス・コルチェスター・アンド・モルドン選挙区[3]から下院議員に選出される[4]

下院議員となった後、マーストリヒト条約批准に関連した投票では、当時の政府のポジションを支持できなかったため投票を棄権した[1]。1999年には、当時の保守党党首であったウィリアム・ヘイグ議会担当秘書官を務める[4]。2015年に保守党が政権を維持した際、第2次キャメロン内閣で文化・メディア・スポーツ大臣に就任した。翌年のイギリスの欧州連合離脱是非を問う国民投票では、離脱に賛成した6名の閣僚のひとりとなり、2016年7月に後任首相のテリーザ・メイによって大臣を解任された。その後、2020年から2021年まで、ボリス・ジョンソン首相のもとメディア・観光・クリエイティブ活動大臣を務め、2023年5月から12月にも同大臣とデータ・デジタルインフラ大臣を兼務した[5]2024年イギリス総選挙で保守党が下野して以降は、影の内閣の保健・社会保障大臣の地位にある[6]

脚注

  1. ^ a b Rt Hon John Whittingdale OBE MPJohn Whittingdale MP, A strong voice for Maldon
  2. ^ a b John WhittingdaleConservatives, Keep up to date with the campaign
  3. ^ その後の選挙区再編にともない、1997年にモルドン・アンド・イースト・チェルムズフォード選挙区、2010年にモルドン選挙区となる。
  4. ^ a b John WhittingdaleBiography, Politics.co.uk
  5. ^ Ministerial Appointments: April 2023” (英語). GOV.UK. 2023年4月21日閲覧。
  6. ^ Conservative Party announces interim Opposition Front Bench” (英語). policymogul.com. 2024年7月25日閲覧。

外部リンク