ジュリアン・リー・ストローザー(Julian Lee Strawther 2002年4月18日 - )は、アメリカ合衆国・ネバダ州ラスベガス出身のプロバスケットボール選手。NBAのデンバー・ナゲッツに所属している。ポジションはスモールフォワード。
経歴
ハイスクール
3年時に1試合平均27.3得点、8.8リバウンドを記録した[1]。4年時には1試合平均31.5得点、11.1リバウンド、2.2アシストを記録し、サウスイーストリーグMVPに選出された[2]。フープホールウェストという大会で、アポロ高等学校(英語版)との試合で51得点を記録し、大会新記録を樹立した[3]。高校在籍期間は1試合平均得点、リバウンドでチームトップのスタッツを記録した[4]。マーケット大学(英語版)、フロリダ大学、UNLVへの進学も検討していたが、ゴンザガ大学に進学した[5]。
カレッジ
1年時はコーリー・キスパートの控えとして1試合平均3.4得点を記録し、チームもNCAAトーナメント準優勝を果たした[6]。2021年11月15日のアルコーン州立大学(英語版)との試合では、18得点を記録した[7]。2年時には1試合平均11.8得点、5.4リバウンドを記録した。シーズン終了後に2022年のNBAドラフトへのアーリーエントリーを表明したが、後にこれを撤回し、大学3年目を迎えることを決めた[8]。2023年1月28日のポートランド大学との試合で、キャリアハイの40得点を記録した[9]。
デンバー・ナゲッツ
2023年のNBAドラフトで、全体29位でインディアナ・ペイサーズに指名され、デンバー・ナゲッツにトレードされた[10][11]。2023年7月6日、正式にナゲッツと契約した[12]。
国際キャリア
2019FIBA U19バスケットボール・ワールドカップにプエルトリコ代表として出場し、1試合平均22得点、6.1リバウンドを記録し、チームの6位フィニッシュに大きく貢献した。5位決定戦のロシア代表との試合では40得点、10リバウンドをマークした[13]。
人物
ラスベガス出身だが、プエルトリコにルーツを持っている[14]。9歳の時に、母親を乳癌で亡くしている[15]。姉のパリはUNLVでプレーしていた[16]。父方の祖父はネバダ州の新聞社のひとつであるラスベガス・センチネル紙の創設者である[14]。
個人成績
NBA
レギュラーシーズン
シーズン
|
チーム
|
GP
|
GS
|
MPG
|
FG%
|
3P%
|
FT%
|
RPG
|
APG
|
SPG
|
BPG
|
PPG
|
2023–24
|
DEN
|
50 |
0 |
10.9 |
.369 |
.297 |
.710 |
1.2 |
.9 |
.3 |
.1 |
4.5
|
通算
|
50 |
0 |
10.9 |
.369 |
.297 |
.710 |
1.2 |
.9 |
.3 |
.1 |
4.5
|
プレーオフ
シーズン
|
チーム
|
GP
|
GS
|
MPG
|
FG%
|
3P%
|
FT%
|
RPG
|
APG
|
SPG
|
BPG
|
PPG
|
2024
|
DEN
|
3 |
0 |
5.3 |
.333 |
.250 |
.500 |
.7 |
.0 |
.3 |
.0 |
2.3
|
通算
|
3 |
0 |
5.3 |
.333 |
.250 |
.500 |
.7 |
.0 |
.3 |
.0 |
2.3
|
カレッジ
シーズン
|
チーム
|
GP
|
GS
|
MPG
|
FG%
|
3P%
|
FT%
|
RPG
|
APG
|
SPG
|
BPG
|
PPG
|
2020–21
|
ゴンザガ
|
25 |
0 |
7.4 |
.517 |
.321 |
.696 |
1.2 |
.0 |
.2 |
.0 |
3.4
|
2021–22
|
32 |
31 |
26.8 |
.498 |
.365 |
.705 |
5.4 |
1.1 |
1.0 |
.2 |
11.8
|
2022–23
|
37 |
37 |
31.2 |
.469 |
.408 |
.776 |
6.2 |
1.3 |
.8 |
.4 |
15.2
|
通算
|
94 |
68 |
23.4 |
.484 |
.384 |
.745 |
4.6 |
.9 |
.6 |
.2 |
10.9
|
脚注
外部リンク