競走馬におけるシーホークとは、
- 日本の、1950年生まれの競走馬。父シゲハヤ、母父山正[1]。
- 日本の、1963年生まれの競走馬。3と生年は同じだが別な馬である。父オーロイはカブトシローなどの産駒がいる。母父クモハタ[2]。
- アイルランド産で、フランスで走った1963年生まれの競走馬、及びアイルランドと日本で供用された種牡馬。本項にて記述。
シーホーク(Sea Hawk、1963年3月16日 - 1991年4月1日)[3]はフランスの競走馬および種牡馬。現役時代は中長距離を得意としていた。馬名は「トウゾクカモメ」の意。
経歴
競走馬時代
1965年、ルトランブレー競馬場のトレパ賞でデビューし勝利。さらにクリテリウムドサンクルーと連勝しフランスのクラシックの有力馬になるが、以降4戦は5着以内に入るという安定感は見せるものの、勝ちきれないレースが続いた。しかしラストランとなったサンクルー大賞でダイアトムを破り、ひさびさに勝利し現役を引退した。
種牡馬時代
競走馬引退後は生まれ故郷のアイルランドで種牡馬となり、6年間供用されたのち1974年に日本へ輸出され、北海道浦河町の西田牧場(日高軽種馬農協荻伏種馬場に隣接)にて種牡馬として供用された[4]。当初の種付け料は、当時としては破格の250万円で、パーソロン、ボールドリックに次いで高額であった[4]。ヨーロッパに残された産駒からはセントレジャーを勝ったブルニ (Bruni) やアスコットゴールドカップを勝ったエリモホーク (Erimo Hawk) などスタミナ豊富な産駒を送り出した。日本でもモンテプリンス、モンテファストの天皇賞(春)を勝った兄弟のほか、ウィナーズサークル、アイネスフウジンといったダービー馬も輩出。ほかにスダホークなど、日本においてもスタミナ型の競走馬を数多く送り出し、父のエルバジェの血を日本にも広めた。
1991年4月1日、老衰により死亡[4][5]。28歳没。
主な産駒
日本国外調教馬
- Bruni - セントレジャーステークス
- エリモホーク Erimo Hawk - アスコットゴールドカップ
- Sharper - バーデン大賞
- Paulista - ヴェルメイユ賞
ほか多数
日本国内調教馬
太字は勝利した八大競走またはGI級競走。
- 1975年産
- 1977年産
- 1978年産
- 1982年産
- 1985年産
- 1986年産
- 1987年産
ブルードメアサイアーとしての主な産駒
- 1983年産
- 1986年産
- 1988年産
- 1989年産
- 1994年産
血統表
脚注
注釈
出典
外部リンク