ショーン・ロウ(Sean Wroe、1985年3月18日 ‐ )は、オーストラリア・メルボルン出身の陸上競技選手。専門は短距離走の400mで、45秒07の自己ベストを持つ。2009年ベルリン世界選手権男子4×400mリレーの銅メダリストである。日本人の母とオーストラリア人の父を持ち、ミドルネームは「ヒロヒサ」[1]。
経歴
陸上競技は14歳の時に始め、しばらくは昔からやっていたオーストラリアンフットボールと両立させていたが、最終的に陸上競技を選択した。なお、2002年にメルボルンで開催されたオーストラリアンフットボールのインターナショナルカップでは日本代表としての出場経験を持つ[2]。
2007年にベオグラードで開催されたユニバーシアードの男子400mで金メダルを獲得し、ユニバーシアード400mにおいてオーストラリア史上初となる金メダルを獲得した[3]。
2009年にベルリンで開催された世界選手権の男子4×400mリレーでアンカーを務め、銅メダル獲得に貢献した。なお、これは世界選手権同種目におけるオーストラリア史上初のメダル獲得となった[4]。
自己ベスト
記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 |
記録 |
年月日 |
場所 |
備考
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屋外
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100m |
10秒52 (+0.7) |
2006年1月7日 |
メルボルン |
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200m |
21秒00 (+0.7) |
2009年2月21日 |
メルボルン |
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300m |
33秒23 |
2006年12月2日 |
ジーロング |
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400m |
45秒07 |
2009年3月20日 |
ブリスベン |
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室内
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400m |
46秒93 |
2008年3月9日 |
バレンシア |
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主要大会成績
脚注
注釈
- ^ 予選のみ出場。オーストラリアは決勝で3分00秒93をマークして優勝。
- ^ メンバーは全員オーストラリア人。
出典
外部リンク