シフィノウイシチェ(ポーランド語: Świnoujście [ɕfinɔˈujɕt͡ɕɛ] ( 音声ファイル)、ドイツ語:Swinemünde [ˌsviːnəˈmʏndə])は、ポーランド西ポモージェ県にある都市である。街のすぐ西側をドイツとの国境が走る。
ウーゼドム島(ポーランド語:ウズナム島)東端とヴォリン島西端にまたがって位置する港湾都市で、オーデル川(オドラ川)が注ぐ潟湖・シュチェチン湾と、バルト海のポメラニア湾とを結ぶ水路・シフィナ川(Świna)の出口近くにある。シュチェチン港に入る船はここを通る。
スウェーデンのイスタとデンマークのコペンハーゲンからのフェリーが発着している。
12世紀に漁村として成立したが、18世紀半ばに大型船が通れるように川が改修され、1765年にはスヴィネミュンデは都市の地位を得てシュテティーン(現在のシュチェチン)の外港として発展した。1945年3月にアメリカ軍の空襲で破壊され、戦後はポーランド領となり冷戦期にはソ連海軍の基地が存在した。
姉妹都市
ギャラリー
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スパパーク
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港の下流、シフィナ川の河口
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シフィノウイシチェ港の夜景
脚注
外部リンク