シクスト・サンチェス
Sixto Sánchez
マイアミ・マーリンズ時代 (2020年8月22日) |
基本情報 |
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国籍 |
ドミニカ共和国 |
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出身地 |
サン・クリストバル州サン・クリストバル |
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生年月日 |
(1998-07-29) 1998年7月29日(26歳) |
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身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 185 lb =約83.9 kg |
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選手情報 |
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投球・打席 |
右投右打 |
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ポジション |
投手 |
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プロ入り |
2015年 インターナショナルFA |
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初出場 |
2020年8月22日 |
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経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) |
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シクスト・サンチェス・エンカーナシオン(Sixto Sánchez Encarnacion, 1998年7月29日 - )は、ドミニカ共和国サン・クリストバル州サン・クリストバル出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。
経歴
プロ入りとフィリーズ傘下時代
2015年2月にフィラデルフィア・フィリーズと契約してプロ入り[1]。契約後、傘下のドミニカン・サマーリーグ・フィリーズでプロデビュー。11試合(先発2試合)に登板して1勝2敗、防御率4.56、18奪三振を記録した。
2016年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・フィリーズでプレーし、11試合に先発登板して5勝0敗、防御率0.50、44奪三振を記録した。
2017年はA級レイクウッド・ブルークロウズとA+級クリアウォーター・スレッシャーズでプレーし、2球団合計で18試合に先発登板して5勝7敗、防御率3.03、84奪三振を記録した。
2018年にMLB.comが発表したプロスペクトランキングでは26位(シーズン途中で23位に上昇)、フィリーズの組織内では1位にランクインした[2][3]。このシーズンもスレッシャーズで開幕迎えてプレーしていたが、6月に肘の炎症でチームを離脱。シーズン中に復帰することはなかった[4]。この年は8試合に先発登板、46.2回を投げて、4勝3敗、防御率2.51、45奪三振を記録した。
マーリンズ時代
2019年2月8日にJ.T.リアルミュートとのトレードで、ホルヘ・アルファーロ、ウィル・スチュワート(英語版)及びインターナショナル・ボーナス・プール(海外選手契約金枠)と共にマイアミ・マーリンズへ移籍した[5]。シーズンではA+級ジュピター・ハンマーヘッズとAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプでプレーし、2球団合計で20試合に先発登板して8勝6敗、防御率2.76、101奪三振を記録した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームのナショナルリーグ選抜に選出された[6]。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[7]。
2020年8月22日にメジャー初昇格を果たし、メジャーデビューとなった同日のワシントン・ナショナルズ戦では先発して5回を3失点の投球で初登板初勝利を挙げた[8]。
2021年は右肩を痛めて手術を受け、シーズンを全休した[9]。
2022年もリハビリのためシーズンを全休し、10月5日に再び右肩の手術を受けた[10]。
2023年にAA級ペンサコーラ・ブルーワフーズで実戦復帰したが、1試合のみの登板に留まった[11]。
2024年は開幕ロースター入りし、4年ぶりとなるメジャー復帰を果たしたが、14試合に登板して0勝3敗、防御率6.06と不振だった[12]。7月2日に右肩の炎症により故障者リスト入りし、シーズン残りの試合を全休した。オフの11月2日に40人枠を外れてマイナー契約となったが、これを拒否してFAとなった[13]。
選手としての特徴
身体は小さいものの難なく100mphに達する速球を投げ込み、2種類のチェンジアップを操るため、ペドロ・マルティネスと比較する声もあった[14]。2017年からはスライダーも投げ始めている[15]。速球の最速は、2020年に計測した100.8mph(約162.2km/h)である。
詳細情報
年度別投手成績
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手(P)
|
試
合 |
刺
殺 |
補
殺 |
失
策 |
併
殺 |
守 備 率
|
2020
|
MIA
|
7 |
3 |
5 |
0 |
1 |
1.000
|
2024
|
14 |
5 |
3 |
0 |
2 |
1.000
|
MLB
|
21 |
8 |
8 |
0 |
3 |
1.000
|
記録
- MiLB
背番号
脚注
関連項目
外部リンク