サンフレッチェ広島レジーナ(サンフレッチェひろしまレジーナ、英語: Sanfrecce Hiroshima Regina)は、広島県広島市をホームタウンとする、WEリーグに加盟する女子サッカークラブである。
概要
2020年10月15日、サンフレッチェ広島F.Cの運営会社である株式会社サンフレッチェ広島が新しく女子サッカーチームを創設し、同チームが2021年秋より発足する日本女子プロサッカーリーグへ参加することが決定した[5]。チーム名については、男子チームと区別のために愛称を付ける予定だが、同時点では具体名は未定とされた[6]。また、広島県には日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)に参加する既存チームとしてアンジュヴィオレ広島が存在していたが、サンフレッチェ側では「我々がチャレンジしていくために、1からチームを作る必要がある」として、アンジュヴィオレのトップチームを引き受けるのではなくあえて新規チームを作ることにしたとしている[7][6]。このような経緯から、前身となるチーム及び(下位リーグとなる)既存リーグでの参加実績を持たずそのままプロリーグに参加する新設チームとしては国内初の事例となり、そしてWEリーグ初年度ではその事例において唯一のチームとなった[8][9]。
2021年2月15日にトップチームが始動。サッカー日本女子代表経験者の近賀ゆかり・福元美穂ら約20選手が参加しての練習開始となった[10]。
2021年3月8日の「国際女性デー」にチーム名が「サンフレッチェ広島レジーナ」と発表された[11]。「レジーナ」は、イタリア語で「女王」を意味する単語で、「サンフレッチェ」の語源である三本の矢に込められた想いを大切にし、「女王」に輝くチームを目指したいという意志を込めている[11]。また、RESPECTの「RE」、GIRLSの「GI」、NAVIGATORの「NA」という3つのコンセプトも含んでいる[11]。
2023年、2023-24 WEリーグカップでグループステージを4勝1分無敗で通過し、等々力陸上競技場で行われるアルビレックス新潟レディースとの決勝に進出。PK戦の末、チーム史上初となるタイトルを獲得した[12]。
年度別成績・歴代監督
タイトル
国内タイトル
スタジアム
2024年3月以降の主催公式戦はエディオンピースウイング広島で行われる。
シーズン別入場者数
- スタジアム欄の太字はホームスタジアムに登録されている競技場。
- 入場者数の太字は、所属リーグ毎の歴代最多
- 入場者数の斜字は、所属リーグ毎の歴代最少
- 試合数および入場者数データはリーグ戦のみ。
シーズン |
所属 |
合計 入場者数 |
|
最多入場者数 |
|
最少入場者数 |
|
平均 入場者数 |
試合数 |
ホームゲーム 開催スタジアム
|
動員数 |
相手 |
会場 |
動員数 |
相手 |
会場 |
リーグ戦 |
カップ戦
|
2021-22 |
WE |
12,330 |
|
2,153 |
マイ仙台 |
広域第一 |
|
790 |
東京NB |
広域第一 |
|
1,233 |
10 |
広域第一(10) |
(開催無し)
|
2022-23 |
10,891 |
1,811 |
浦和L |
636 |
大宮V |
1,089 |
10 |
広域第一(10) |
広域第一(2)
|
2023-24 |
31,980 |
6,305 |
C大阪 |
Eピース |
813 |
浦和 |
2,907 |
11 |
Eピース(7)、広域第一(4) |
広域第一(2)
|
在籍選手・スタッフ
- 2024-25シーズン[13]
スタッフ
選手
背番号変遷
1-10
11-20
21-30
31-40
|
31 |
32 |
33 |
34-40
|
2024-25
|
福元美穂 |
- |
- |
-
|
2023-24
|
瀧澤千聖
|
2022-23
|
2021-22
|
-
|
|
31 |
32 |
33 |
34-40
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ユニフォーム
ユニフォームの色
カラー
|
シャツ
|
パンツ
|
ストッキング
|
FP(1st)
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紫
|
紫
|
紫
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FP(2nd)
|
白
|
白
|
白
|
GK(1st)
|
緑
|
緑
|
緑
|
GK(2nd)
|
黄
|
黄
|
黄
|
|
|
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クラブカラー
ユニフォームスポンサー
ユニフォームサプライヤー
歴代ユニフォームスポンサー
トレーニングウェア
アカデミー
関連情報
脚注
関連項目
外部リンク
サンフレッチェ広島レジーナのシーズン成績 |
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2020年代 | |
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女子 (試合予定と結果、 移籍 (入団と退団)、記録と統計など) | WEリーグ | |
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