サウジアラビア空軍(サウジアラビアくうぐん、アラビア語: القوات الجوية الملكية السعودية, al-quwwāt al-ğawwiyyah al-malakiyyah as-suʿūdiyyah)とはサウジアラビアの空軍組織である。
1925年にイギリスの支援を受けて設立された。1950年代からはアメリカ合衆国からの支援を受けるようになり、現在では多数のアメリカ空軍と同じ兵器を装備している。特にF-15戦闘機は、アメリカ空軍と航空自衛隊に次いで多数の機体を保有している。
何度か実戦参加したこともあり、イラン・イラク戦争中の1984年6月5日にサウジアラビア空軍のF-15戦闘機がタンカーを攻撃中のイランのF-4E戦闘機をスパローで2機撃墜している。湾岸戦争では、砂漠の嵐作戦に参加したF-15C戦闘機がイラクのミラージュF1戦闘機をサイドワインダー (ミサイル)で2機撃墜している。
サウジアラビア空軍は、空軍基地ごとに航空団を編制し、隷下に複数個の飛行隊を配置している[1]。