1928年2月にラ・プエンテの溝の中で、身元不明のメキシコ人少年の首のない死体が発見された。さらに近所の2人の兄弟がゴードンと一緒にいるところを目撃されたのを最後に行方不明になっていた。9月にロサンゼルス市警察はゴードンの養鶏場を捜査のために捜索したが、そこでメキシコ人少年の頭部を発見した。警察がクラークを追及したところ、ゴードンが2人の少年を性的虐待したうえで撲殺したことを自白した。またゴードンが母親のサラ・ルイーズ(Sarah Louise Northcott)の助けを借りて何人もの少年を誘拐しては、養鶏場に監禁し猥褻行為をした挙句に殺害した後、周辺に遺体を埋めていたことも判明した。
この異常な展開により、警察の癪に障った者は異常者と決め付け精神病院送りにするという当時の市警察の腐敗体質が暴露された。ウォルターとされた少年はアーサー・J・ハチンズ・ジュニア(Arthur J. Hutchins, Jr.)であった。彼が後に語った、自分がウォルターであると偽った理由は、継母と折り合いが悪く遠くに行きたかった、L.A.に行けば映画スターたちに会えると思ったためというものであった。ウォルター捜索の担当であった市警察失踪人課警部J・J・ジョーンズは明らかに違う事に気づくはずなのに、自身の功名心のためにアーサーの幼稚な芝居に加担したばかりか、真相究明を求めるクリスティンを精神病扱いした。彼女は自らを精神病院送りにしたジョーンズに対して民事訴訟を起こし勝訴したが、発見された骨片がウォルターのものかどうか判らなかったことから、息子の生存を終生信じていたという。ジョーンズとデーヴィス市警本部長は後に免職・罷免された。また再選を目指していた時の市長ジョージ・クライアー(en:George E. Cryer)も立候補を取りやめた。