フランスでは、コールズッペはスープ・オ・シュー(Soup aux choux)またはポテ・ド・シュー・ブラン(Potée de chou blanc)として知られており、ドイツのコールズッペとほとんど違いはない。
一方、ポーランドのカプシニャク(Kapuśniak)またはウクライナのカプスニアク(Kapusniak)とスロバキアのカプストニカ(Kapustnica)にはザワークラウトが使用され、ロシアのシュッチ(Schtschi)は白キャベツとザワークラウトの両方から作られ、サワークリームがつきものである。 当然、これらのスープはやや酸味が強い。ボルシチは、ビーツの量によりその特徴的な色(深紅色)と風味が出てくる。チェコのゼルナー・ポレフカ(Zelná polévka)は、肉は入れず、ルウ、牛乳、卵黄で調理される。
Gerd Freudenberg, Jürgen Herrmann, Bernd Patzig: Lehrbuch für Köche. Teil 4: Speisenlehre und Angebotslehre. Fachbuchverlag, Leipzig 1977
Herings Lexikon der Küche. Fachbuchverlag Pfannenberg, Haan-Gruiten, 23. Auflage 2001. ISBN 3-8057-0470-4
Л. М. Безусенко (ред.): Українська національна кухня. Сталкер, 2002, ISBN 966-596-462-3 (L. M. Besussenko (Hrsg.): Ukrainische nationale Küche. Stalker-Verlag, 2002; ukrainisch)