コタヴァ (Kotava) とは、非西洋世界を尊重する文化的な中立性を原則として1978年に発表された人工言語である。コタヴァ言語委員会による改訂を経て、現在17000語以上の単語が存在する[1][2]。フランスやルクセンブルクのほか、コンゴ共和国やフランス領ポリネシアにも使用者がいる[3]。2008年1月14日にISO 639-3の言語コードavkを取得[4]。
文字
ラテンアルファベットの26文字からQを除いた25文字が使用される。
音韻
5つの母音と3つの半母音がある。アクセントは単語の最後が母音で終わる場合は最後から二番目、子音で終わる場合は最後に置く。
子音
母音
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前舌
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後舌
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狭
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i [i]
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u [u]
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中央
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e [e]
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o [o]
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広
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a [a]
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文学作品
Yurani Anderganによる歴史ファンタジー小説『Les Tétraèdres』(Verintuva発行、ISBN 978-2-9536310-0-5)では、ネアンデルタール人の話す言葉としてコタヴァが登場する。遠い子孫へ秘儀を伝えるために用いられる言語という設定であり、ヒロインたちによって長いシャンソンまたは神託として朗誦され、同書の巻末に訳文が掲載されている。
脚注
外部リンク