- コス県
- Περιφερειακή ενότητα Κω
- 測地系: 北緯36度50分 東経27度10分 / 北緯36.833度 東経27.167度 / 36.833; 27.167座標: 北緯36度50分 東経27度10分 / 北緯36.833度 東経27.167度 / 36.833; 27.167
-
コス県(コスけん、Κώς / Kos)は、ギリシャ共和国の南エーゲ地方を構成する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)のひとつ。ドデカニサ諸島(ドデカネス諸島)のコス島などからなる。
地理
位置・広がり
ドデカニサ諸島の北部に位置する。ドデカニサ諸島で3番目に広い面積を持つコス島と、その南に位置するニシロス島、イアリ島(英語版)などの島々からなる。ニシロス島は火山島として知られる[1]。
主要な都市・集落
県域に含まれる人口2000人以上の都市・集落は以下の通り(2001年国勢調査時点)。
- コス(Κως : コス市) - 17,890人
- ケファロス(Κέφαλος : コス市) - 2,458人
- ピリ(Πυλίον : コス市) - 2,431人
- シパリ(Ζηπάρι : コス市) - 2,355人
- アンディマヒア(Αντιμάχεια : コス市) - 2,205人
東西に細長いコス島の東端にコスの街が所在する。コス島の西端にケファロス、中部の内陸部にアンディマヒアなどの集落が存在する。コス島以外では、ニシロス島のマンドラキ(人口約700人)が最大の集落である。
行政区画
自治体(ディモス)
コス県は、以下の自治体(ディモス、市)から構成される。面積の単位はkm²、人口は2001年国勢調査時点。
旧自治体(ディモティキ・エノティタ)
現在のコス県の地域は、かつて広域自治体(ノモス)であるドデカニサ県に属していた。カリクラティス改革(2011年1月施行)にともないノモスは廃止され、その県域は分割されて行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)としてのコス県が成立した。旧自治体は新自治体(ディモス)を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)となっている。
下表の番号は右図と対応している。「旧自治体名」欄で※印を付したものはキノティタ、それ以外はディモス。「政庁所在地」欄で太字になっているものは、新自治体の政庁所在地となったものを示す。
脚注
外部リンク