コスモス薬品

株式会社コスモス薬品
COSMOS Pharmaceutical Corporation
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社[1]
市場情報
東証プライム 3349
2004年11月11日上場
本社所在地 日本の旗 日本
812-0013
福岡県福岡市博多区博多駅東二丁目10番1号 第一福岡ビル S館 4階
北緯33度35分16.1秒 東経130度25分25.9秒 / 北緯33.587806度 東経130.423861度 / 33.587806; 130.423861座標: 北緯33度35分16.1秒 東経130度25分25.9秒 / 北緯33.587806度 東経130.423861度 / 33.587806; 130.423861
設立 1983年(昭和58年)12月3日
業種 小売業
法人番号 9290001025414 ウィキデータを編集
事業内容 医薬・化粧品、日用雑貨品、食品販売
代表者 横山英昭(代表取締役社長)
資本金
  • 41億7800万円
(2021年5月31日現在)[2]
発行済株式総数
  • 4000万0800株
(2021年5月31日現在)[2]
売上高
  • 連結: 7264億2400万円
  • 単独: 7264億2300万円
(2021年5月期)[2]
営業利益
  • 連結: 331億4700万円
  • 単独: 331億2000万円
(2021年5月期)[2]
経常利益
  • 連結: 358億3500万円
  • 単独: 358億1700万円
(2021年5月期)[2]
純利益
  • 連結: 271億5600万円
  • 単独: 271億4500万円
(2021年5月期)[2]
純資産
  • 連結: 1705億7800万円
  • 単独: 1702億3500万円
(2021年5月31日現在)[2]
総資産
  • 連結: 3413億1800万円
  • 単独: 3408億9200万円
(2021年5月31日現在)[2]
従業員数
  • 連結: 4,872人
  • 単独: 4,864人
(2021年5月31日現在)[2]
決算期 5月31日
会計監査人 有限責任監査法人トーマツ[2]
主要株主
  • 有限会社萬緑 38.68%
  • 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 4.37%
  • BBH FOR FIDELITY LOW-PRICED STOK FUND (PRINCIPAL ALL SECTOR SUBPORTFOLIO) 4.22%
  • 公益財団法人余慶会 3.79%
  • 宇野之崇 3.03%
  • 宇野愼里子 2.59%
  • 宇野史泰 2.59%
  • 株式会社日本カストディ銀行(信託口) 2.19%
  • 株式会社日本カストディ銀行(信託口9) 2.00%
  • コスモス薬品従業員持株会 1.47%
  • (2021年5月31日現在)[2]
主要子会社
  • 株式会社コスモス・コーポレーション 100%
  • 株式会社グリーンフラッシュ 100%
関係する人物
外部リンク www.cosmospc.co.jp ウィキデータを編集
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株式会社コスモス薬品(コスモスやくひん、: COSMOS Pharmaceutical Corporation[3])は、福岡県福岡市に本社を置き、「ドラッグストアコスモス」の屋号で、九州を中心としてドラッグストアチェーンを運営する企業。2004年11月マザーズに上場。2006年5月東京証券取引所1部に上場。

概要

店舗名は「ドラッグストアコスモス」、「スーパードラッグコスモス」、「ディスカウント ドラッグコスモス」と変移し、現在は再び「ドラッグストアコスモス」となっている。調剤薬局併設の店舗は「コスモス薬局」と称する。

業界に先駆けて1994年ポイント還元を始めたが、2003年5月の個人情報保護法の成立にタイミングを合わせてポイント還元を廃止し、EDLP(エブリデー・ロープライス、毎日安売り)販売戦略に転換した[4]

徹底した小商圏ドミナント戦略ながら、店舗サイズは郊外型大型店舗クラスで展開しており、客の目的買いを満たす定番商品に出来るだけ絞りつつ、ドラッグストアでは手薄になりがちな食品も多数品揃えし(コストの掛かる生鮮食品惣菜を除く)、滞在時間を減らして来客頻度を上げる方向を目指した大型のコンビニエンスストアに近いスタイルも持ち合わせた、いわゆる「フード&ドラッグ」と呼ばれる業態の代表格である[5]。これらの販売戦略が功を奏し、2001年から5年間で約4倍の店舗数に急成長している[4]。2020年5月期の営業収入は約6844億円で、九州に本社のある流通・小売業の中でトップである[6]。2023年の売上高は約8276億円で業界第4位に位置するが[7]、コスモス薬品より上位の3社(ウェルシアツルハマツキヨココカラ&カンパニー)がM&Aを繰り返しながら規模を拡大していったのに対し、コスモス薬品は創業以来M&Aは一切行わず、自力で勢力を拡大し続けている。

2024年6月時点における店舗数は約1500店舗(九州エリア629店(調剤薬局1店舗含む)、中国エリア212店、四国エリア143店、関西エリア213店、中部エリア153店、関東エリア151店)。なお、現在の店舗展開は公式サイト「店舗分布」を参照。

店舗での決済方法は現金が基本となっており、電子マネーQR・バーコード決済は利用不可。クレジットカードの利用は免税対応店舗・調剤部門など一部の店舗に限られる。

プライベートブランドには、食品分野の「ON365」、日用品分野の「StandarDay」などがある。

沿革

ギャラリー

脚注

  1. ^ CSRおよびESGへの取り組み - 株式会社コスモス薬品
  2. ^ a b c d e f g h i j k 株式会社コスモス薬品『第39期(2020年6月1日 - 2021年5月31日)有価証券報告書』(レポート)2021年8月30日。 
  3. ^ 株式会社コスモス薬品 定款 第1章第1条
  4. ^ a b 「業界に先駆けてポイントカード止めた」九州で急拡大するコスモス薬品の選択 ITpro CIO情報交差点 2006年7月14日
  5. ^ コスモス、クスリのアオキ…勝ちパターンで高速出店するフード&ドラッグの強さと死角とは”. ダイヤモンド・チェーンストア (2023年2月22日). 2024年6月17日閲覧。
  6. ^ 【コロナ下の流通業界特集(2)】上位21社売上高ランキングの変遷 激変の2019年、企業間格差が鮮明”. Net-IB News (2021年2月21日). 2021年3月15日閲覧。
  7. ^ 【最新!2023年版】ドラッグストア 売上高ランキング”. 薬キャリ (2023年11月28日). 2024年6月17日閲覧。
  8. ^ 大規模小売店舗立地法に基づく届出状況一覧(平成23年以降)” (PDF). 福井県産業政策課 (2018年5月31日). 2019年2月7日閲覧。
  9. ^ ドラッグストア戦国時代、大手続々 スギ薬局、ドラッグコスモスなど出店”. 福井新聞ONLINE (2018年5月29日). 2019年2月7日閲覧。
  10. ^ コスモス薬品、都内で小型店 広尾や中野に5店”. 日本経済新聞電子版 (2019年4月18日). 2019年4月18日閲覧。

関連項目

外部リンク