コジーン(欧字名:Cozzene、1980年5月8日 - 2008年10月7日)はアメリカ合衆国産まれの競走馬および種牡馬である。1985年ブリーダーズカップ・マイルの勝ち馬で、同年のエクリプス賞最優秀芝牡馬。種牡馬として1996年北米リーディングサイアーを獲得している。
戦績
1983年5月25日、ベルモントパーク競馬場で初出走し初勝利[1]。ダートを9戦3勝後に芝へ転向した。芝転向2戦目の1984年ユナイテッドネイションズハンディキャップで2着[2]。同年のブリーダーズカップ・マイルはロイヤルヒロインの3着に入った[2]。
1985年に入り、オーシャンポートハンデキャップ (G3) 、ロングフェローハンデキャップ (G2) を勝利[3]。ブリーダーズカップ・マイル (G1) では1.35.0のレコードタイムで優勝[4][5]。エクリプス賞最優秀芝牡馬に選出され、この年を最後に引退した[3][6]。
種牡馬
1986年よりゲインズウェイファームで種牡馬入りし、アルファベットスープやティッカネンなど多くの活躍馬を輩出した[2]。1996年に北米リーディングサイアー[2]。日本ではアドマイヤコジーンやローブデコルテの父として紹介される[7]。産駒は淀みの無い流れの中で持ち味が活き、マイル戦を中心に幅広い距離に対応した[8]。
2008年、この年は38頭に種付けを済ませ、そのうち26頭の受胎が確認されており種牡馬として健在であったが、10月7日に健康状態悪化により28歳で安楽死処分となった[2]。
代表産駒
- 1988年産
- 1991年産
- 1992年産
- 1996年産
- 1997年産
- 1998年産
- 2000年産
- 2004年産
母父としての代表産駒
- 1993年産
- 2000年産
- 2001年産
- 2002年産
- 2003年産
- 2005年産
- 2006年産
- 2008年産
- 2009年産
- 2011年産
- 2013年産
- 2017年産
- 2020年産
- 2021年産
血統表
脚注
外部リンク