『グッバイ・ジョー』(Joe the King)は1999年のアメリカ映画。
ヴァル・キルマー主演、俳優フランク・ホエーリーの初監督作品。
製作
フランク・ホエーリーは、本作で初監督・脚本を手がけ、サンダンス映画祭でウォルト・ソルトシナリオ製作賞を獲得した。
なお、ホエーリーとイーサン・ホークは『真夜中の戦場/クリスマスを贈ります』にて共演しており、本作の後も『チェルシーホテル』、『痛いほどきみが好きなのに』でも、共に作品に係わっている。
ストーリー
ジョー(ノア・フレイス)は、父親が学校の用務員ということでいじめに合っていた。
友達からは「トイレ掃除」と言われ、教師からも暴言を浴びせられていた。
ジョーの父ヘンリー(ヴァル・キルマー)は、多額の借金を抱えていたが、酒におぼれ、あげく家族に暴力を振るう有様で、母のテレサ(カレン・ヤング)も毎日叱ってばかりだった。
そんな環境でも、ジョーは家計を助けるため、レストランでアルバイトをしながら、兄と支え合い暮らしていた。
やがて、学校と家庭のストレスから、ジョーはたまに怒りを爆発させたり、盗みを働くようになる。
問題児のレッテルを貼られたジョーに教師のレン(イーサン・ホーク)は、カウンセリングを行おうとするが、ジョーは心を開かない。
ある日、ジョーが帰宅すると、母が大切にしていたレコードが全て壊れされていた。
兄に聞くと、父が怒りまかせに割ったという。
ジョーは母のために、レコードを盗みに行くが発覚してしまう。
ついに鑑別所行きとなったジョーに、父母が最後に言葉をかける。
キャスト
※括弧内は日本語吹替
脚注
外部リンク