クリスティアン・ガブリエル・ロメロ(Cristian Gabriel Romero,1998年4月27日 - )は、アルゼンチン・コルドバ州コルドバ出身のサッカー選手。プレミアリーグ・トッテナム・ホットスパーFC所属。アルゼンチン代表。ポジションはDF。
来歴
地元CAベルグラーノのユースチームから2016年にトップチームに昇格[2]。同年のコパ・スダメリカーナ2016にも出場するなど、有望株として注目を集める。
2018年7月、ジェノアCFCへの移籍が決定。10月21日のユヴェントスFC戦でセリエA初出場[3]。同月28日のウディネーゼ・カルチョ戦では、移籍後初ゴールを決めたものの、退場処分も受けた[4]。しかし、その後は最終ラインに定着し、ユヴェントスがロメロの獲得に興味を示していた[5]。そんな中、ジェノアは2019年2月22日に2023年までの契約を締結した[6]。
2019年7月12日、ユヴェントスFCはジェノアCFCと3年間で2600万ユーロを支払うことによるロメロの獲得に合意したことを発表した[7][8]。スポーツ面の業績に基づく最大530万ユーロのジェノアCFCへのボーナス支払いにも合意した。ロメロとは2024年6月30日までの5年契約を結び、2020年6月30日まではジェノアCFCへ期限付き移籍。
2020年9月5日、アタランタBCは2年間の期限付き移籍でロメロを獲得したことを発表した。アタランタBCは買い取りのオプションを保有している[9][10]。来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得となるチームのリーグ戦第3位、コッパイタリア決勝進出に貢献、同シーズンのリーグ最優秀DFに選出された[11]。
2021年8月6日、アタランタBCは1600万ユーロで買い取りオプションを行使した[12]。同日、トッテナム・ホットスパーFCへ買取オプション付きで期限付き移籍することが発表された[13]。
バルセロナのオファーを断ってトッテナム・ホットスパーに移籍したともいわれている[14]。
2022年7月9日、背番号を17番に変更することが発表[15]。8月30日には5000万ユーロで買取オプションが行使され、トッテナムと5年契約を結んだ[16]。
代表経歴
2017年に韓国で開催されたFIFA U-20ワールドカップに、U-20のアルゼンチン代表として出場した。
2021年6月3日、2022 FIFAワールドカップ・南米予選のチリ代表戦で代表初出場。6月8日のコロンビア代表戦で代表初得点を挙げた[17]。
2022年のワールドカップカタール大会のアルゼンチン代表の1人として選出された。
人物
代表歴
出場大会など
試合数
- 国際Aマッチ 28試合 2得点(2021年-)[19]
タイトル
代表
- アルゼンチン
個人
- セリエA最優秀DF: 2020-21
- コパ・アメリカベストイレブン: 2021
脚注
外部リンク