クラブ・グアラニー (スペイン語 : Club Guaraní )は、パラグアイ の首都アスンシオン 郊外のドス・ボカス地区を本拠地とするサッカー クラブである。エスタディオ・ロヘリオ・リビエーレス をホームスタジアムとしている。
概要
オリンピア に次いで、パラグアイで2番目に古いクラブである。
プリメーラ・ディビシオン では10回優勝している。コパ・リベルタドーレス には10回以上出場しており、1966年大会ではベスト4に進出した。
チームカラーは黄色と黒色であり、創設者の一員であるメリーナ兄弟が数年間在籍していたウルグアイのCAペニャロール のユニフォームカラーに由来する。16世紀のイギリス人航海者であるフランシス・ドレーク も紋章や盾に黄色と黒色を使用しており、このこともクラブカラー制定の際に理由のひとつとなった[ 1] 。
歴史
エスタディオ・ロヘリオ・リビエーレスの入口
1903年10月12日、フアン・パトリ初代会長の下、FCグアラニー(Football Club Guaraní)として創設された。名称はパラグアイの歴史において重要な位置を占める先住民族のグアラニー族 に由来する。アボリーヘン(El Aborigen、「先住民」の意味)やカシーケ(El Cacique、「族長」の意味)という愛称を持つ。
クラブの黄金期は1960年代であり、国内リーグで3回優勝したことから「黄金の10年間(época de oro)」として記憶されている。
2010アペルトゥーラでは優勝決定戦でオリンピアを2-1で破り、26年ぶりのリーグ優勝を飾った。
ライバル
パラグアイ最古のクラブはオリンピア であり、2番目に古いクラブがグアラニーであるため、オリンピアとの対戦はクラシコ・アニェーホ(最古のダービー)と呼ばれる。セグンダ・ディビシオン (2部)への降格経験がないクラブは、グアラニー、セロ・ポルテーニョ 、オリンピアの3クラブのみである[ 注 1] 。
タイトル
1906, 1907, 1921, 1923, 1949, 1964, 1967, 1969, 1984, 2010前期, 2016後期
現所属メンバー
2021年6月18日現在
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルール に基づく。
歴代監督
歴代所属選手
脚注
注釈
^ グアラニーは、1912シーズンは流行病のため不参加であった。
出典
外部リンク