オーテリビアン(英:Hauterivian、オーテリーブ期)は、1億3640万年(誤差200万年)前から1億3000万年(誤差150万年)前にあたる白亜紀の地質時代の一つ。
名称は1873年、スイスの地質学者Eugène Renevierによって定められた。ヌーシャテル湖の湖畔にある街オートリーブに由来している。
層序の定義
アンモナイトの一種Acanthodiscusが最初に現れる層を下限としている。2009年の時点でGSSP(国際境界模式層断面と断面上のポイント)はまだ定められていない。上限(バレミアンとの境界)はアンモナイトのSpitidiscus hugiiが最初に現れる層とされている。
細分化
テチス海が存在していた地域において、バランギニアンはアンモナイトに基づいた7つの層に分けられる(新しい時代から古い時代にかけて)。
- Pseudothurmannia ohmi
- Balearites balearis
- Plesiospitidiscus ligatus
- Subsaynella sayni
- Lyticoceras nodosoplicatus
- Crioceratites loryi
- Acanthodiscus radiatus
この時代の古生物
哺乳類 Mammalia
鳥類 Aves
竜盤目 Saurischia
獣脚亜目[1] Theropoda
竜脚形亜目 Sauropodomorpha
鳥盤目 Ornithischia
鳥脚亜目 Ornithopoda
周飾頭亜目 Marginocephalia
翼竜目 Pterosaulia
首長竜目 Plesiosauria
プレシオサウルス亜目 Plesiosauroidea
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク