オモダカ目(オモダカもく、Alismatales)は、単子葉植物の目の一つでオモダカ科をタイプ科とするもの。水草を多く含む。また、ほぼ全ての海草がこの目に含まれている。
サトイモ科(4000種以上)や海草のアマモ科などを含む大きなタクソンである。
以下のような系統樹が提案されている[1]。
サトイモ科 Araceae
チシマゼキショウ科 Tofieldiaceae
オモダカ科 Alismataceae
ハナイ科 Butomaceae
トチカガミ科 Hydrocharitaceae
ホロムイソウ科 Scheuchzeriaceae
レースソウ科 Aponogetonaceae
シバナ科 Juncaginaceae
マウンディア科 Maundiaceae
ポシドニア科 Posidoniaceae
カワツルモ科 Ruppiaceae
ベニアマモ科(シオニラ科) Cymodoceaceae
アマモ科 Zosteraceae
ヒルムシロ科 Potamogetonaceae
クロンキスト体系ではオモダカ亜綱のタイプ目で、3科を含む比較的小さな目である。
新エングラー体系ではオモダカ目ではなく、イバラモ目にオモダカ科が含まれるためオモダカ目の名称は使わない。しかし、ハナイ科も同じ目にあるなどイバラモ目とオモダカ目は似ている点もある。
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