エレンウェ(Elenwë、二本の木の時代? - ?[1])は、J・R・R・トールキンの中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。ノルドールの叛乱の際、夫のトゥアゴンとともにヘルカラクセを渡ったが、その途中で落命した。娘にイドリルがいる。
異説
トゥアゴンの妻の名を、アライレ(Alairë)、あるいはアナイレとしている文章では、かの女はヴァンヤールであり、ノルドールの叛乱の際に中つ国へと渡ることを拒んだ。二人の間に子は無かったとされる。
フィンゴルフィンの系図
註
- ^ アルダの年表によれば、ノルドールの叛乱者のヘルカラクセへの到着がヴァラ年の4997年で、中つ国への到着が5000年。この間に落命した。