株式会社エフエム小国(エフエムおぐに)は、熊本県阿蘇郡小国町の一部地域を放送区域として超短波放送(FM放送)を行う特定地上基幹放送事業者である。 Green Pocketの愛称でコミュニティ放送を行っている。
1998年(平成10年)開局した熊本県4局目、全国104局目のコミュニティ放送局である。 町を対象とするコミュニティ放送局は、エフエムこんぴら(香川県琴平町・1998年廃局)・南紀白浜コミュニティ放送(和歌山県白浜町)に次いで3局目で、しかも人口が1万人に満たない地方自治体で開局するのは全国初。このため、「日本一小さなラジオ局」を自称している。 その後、エフエムうけん(鹿児島県宇検村)・宮ヶ瀬レイクサイドエフエム(神奈川県清川村)など、小国町より小さい規模の自治体にもコミュニティ放送局は開局している。
第三セクター方式で設立され、小国町が50%を出資しており、マスメディア集中排除原則にいう支配関係[2]にある。
自社制作以外の時間帯は開局当初はJ-WAVEからの配信を受けていたが、のちに福岡県の県域放送局であるcross fmの番組などを放送。2018年3月をもってcross fmからの配信を終了(局では〝クロスエフエムさんの番組をお借りしていた〟と表現)し、4月よりMUSIC BIRD COMMUNITYからの配信を開始、24時間放送をスタートさせた[3]。 一時は文字多重放送も行っていた。
AMラジオ局・FMラジオ局の欄の網掛の凡例■…JRN系、■…NRN系、■…JRN/NRN系クロスネット局、■…JFN系、■…JFL系、■…MegaNet系コミュニティFMの欄の凡例J…J-WAVE配信局、(J)…かつてJ-WAVEの配信を行っていた局、(C)…かつてCROSS FMの配信を行っていた局、OCFN…おおすみFMネットワーク系