エクストラクラサ 2013-14は、1927シーズンに創設されてから80シーズン目のエクストラクラサ(ポーランド最上位サッカーリーグ)である。スポンサーであるT-モバイルの名を冠し、大会名はT-モバイル・エクストラクラサ(英: T-Mobile Ekstraklasa)。
2012-13シーズンまでのエクストラクラサは全16チームがホーム・アンド・アウェーの総当たり戦(各チーム30試合)を実施する1ステージ制で順位を決定していたが、2013-14シーズンは1ステージ制と同様の方式で実施されるレギュラーシーズンと上位8チームと下位8チームに分かれて実施されるプレーオフによる2ステージ制が導入される。
1位~8位の上位8チームは総当たり戦(各チーム7試合)による優勝決定プレーオフを実施する。レギュラーシーズンの上位4チームはホームゲームが4試合、下位4チームは同3試合となる。プレーオフではレギュラーシーズンの成績を引き継ぐが、勝ち点に関してはレギュラーシーズンに獲得した勝ち点を半分(端数は一番近い整数に切り上げる)にし、プレーオフで獲得した勝ち点を加算していく方式となる。優勝チームはUEFAチャンピオンズリーグ 2014-15予選2回戦出場権、2位と3位チームはUEFAヨーロッパリーグ 2014-15予選2回戦出場権を獲得する。9位~16位の下位8チームは降格決定プレーオフを実施する。方式は優勝決定プレーオフと同様で、15位と16位チームはIリガ(2部リーグ)に降格する。
概要
2013-14シーズンは、2012-13シーズン最下位のベウハトゥフがIリガに降格し、Iリガ 2012-13優勝のザヴィシャ・ブィドゴシュチュと同2位のクラコヴィアがエクストラクラサに昇格した。自動降格圏の15位に終わったルフ・ホジュフは、同6位のポロニア・ワルシャワが財政上の問題(債務超過)で2013-14シーズンのライセンスを交付されなかったため、エクストラクラサ残留が決まった。
2012-13シーズン優勝のレギア・ワルシャワが通算10回目の優勝、2連覇を達成した。レギア・ワルシャワはUEFAチャンピオンズリーグ 2014-15予選2回戦出場権、2位のレフ・ポズナン、3位のルフ・ホジュフはUEFAヨーロッパリーグ 2014-15予選2回戦出場権を獲得した。15位のヴィジェフ・ウッチ、16位のザグウェンビェ・ルビンはIリガに降格する。
ポゴニ・シュチェチンのマルツィン・ロバク(英語版)が22得点で得点王に輝いた。
2013-14シーズン所属クラブ
順位表
1 順位は当該チーム間の対戦成績による。
対戦表
出典:
90minut.pl色: 青 = ホームチームが勝ち; 黄 = 引き分け; 赤 = アウェーチームが勝利。
Notes:
プレーオフ
優勝決定プレーオフ
順位表
1 順位はレギュラーシーズンの勝ち点による。
2 ポーランド・カップ 2013-14優勝。
対戦表
降格決定プレーオフ
順位表
対戦表
1 2014年5月31日に実施された最終節ヴィジェフ・ウッチ戦はサポーターが不適切な行動を起こしたため、3-3の時点で中断。ザグウェンビェ・ルビンの没収試合になり、0-3。
得点ランキング
アシストランキング
ポーランド・カップ
2013-14シーズンのポーランド・カップ決勝戦は、2014年5月2日にワルシャワ国立競技場で実施された。ザヴィシャ・ブィドゴシュチュがPK戦の末、ザグウェンビェ・ルビンに勝利し、初優勝を果たした。ザヴィシャ・ブィドゴシュチュはUEFAヨーロッパリーグ 2014-15予選2回戦出場権を獲得した。3連覇中だったレギア・ワルシャワは、ラウンド16でグールニク・ザブジェに敗れた。
ポーランド・スーパーカップ
ポーランド・スーパーカップ2014は、2014年7月9日にスタディオン・ヴォイスカ・ポルスキエゴで実施された。ポーランド・カップ優勝のザヴィシャ・ブィドゴシュチュがエクストラクラサ優勝のレギア・ワルシャワに3-2で勝利し、初優勝を果たした[5]。
欧州での成績
2013-14シーズン所属の日本人選手
脚注
外部リンク