エア・ベルギー (Air Belgium)は、ベルギーの貨物輸送会社。かつては旅客輸送も行っていた。
概要
2016年の夏、元ASL航空ベルギーのニキー・テルザキスがベルギーから中国や香港への路線を運航するために設立された。運航は2017年10月に開始される予定だったが、航空運送事業許可(AOC)を取得してないため運航はできなかった。2017年12月にはアクセスが容易で税も安いことから、ブリュッセル空港に代わりシャルルロワ空港から2018年3月に初便を就航させることを発表した[1]。
2018年3月14日にAOCを取得、運航を開始すると発表した[2]。3月29日にはスリナム・エアウェイズに代わりアムステルダム~パラマリボ行きを運航した。4月25日、ロシア領空での運航権がないため、自社便であるシャルルロワ~香港便の運航開始を4月30日から6月3日に延期することを発表した[3]。2018年6月に香港便を運航開始したものの、わずか3か月後の9月21日に冬季運休を発表[4]。
2021年1月30日に元カタール航空機のエアバスA330-200Fを4機導入[5]、同機を使用しリエージュ空港を拠点とした貨物便の運用を行うことを発表した。さらに7月にはエアバスA330-900を2機導入することを発表[6]、同機を使用しブリュッセル~モーリシャス線を運行すると発表した。
2023年10月3日にすべての旅客定期便を終了、保有している旅客型機は他の航空会社が運航することとなった。
機材
現在の保有機材
過去の保有機材
ギャラリー
関連項目
脚注
外部リンク