ウリヤスタイ(モンゴル語: Улиастай、モンゴル文字:ᠣᠯᠢᠶᠠᠰᠦᠲᠠᠢ;烏里雅蘇台、ウリアスタイ、オリアスタイとも)は、モンゴルの都市。首都ウランバートルの西1115kmに位置する、ザブハン県の県都である。人口は1万6240人(2006年推計)[1]で、全国16位の人口規模。2000年の国勢調査では国内10位の2万4276人であった。
当市のみでアルダルハーン・ソムに囲まれた独立のソム(郡に相当)を成す。
東にウルガ(ウランバートルの旧称)、西にホブド、南西に新疆ウイグル自治区、南東にフフホトを扼する[2]交通の要衝で、20世紀初頭までキャラバン交易により栄えた。清の外蒙古統治下で総督府が置かれた。
交通
近郊の旧ウリヤスタイ空港には未舗装の滑走路2本がある。2002年、市街から西へ約25kmのところにドノイ空港(新ウリヤスタイ空港)が開港し、ウランバートルとの間に定期便が就航した。
気候
ケッペンの気候区分ではステップ気候 (BEk) に分類される。短く暑い夏と長く乾いた極寒の冬が特徴。
ウリヤスタイの気候
|
月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
|
平均最高気温 °C (°F)
|
−15.0 (5)
|
−11.2 (11.8)
|
−1.6 (29.1)
|
8.2 (46.8)
|
16.6 (61.9)
|
21.6 (70.9)
|
22.4 (72.3)
|
20.8 (69.4)
|
15.4 (59.7)
|
7.0 (44.6)
|
−5.3 (22.5)
|
−13.5 (7.7)
|
5.45 (41.81)
|
日平均気温 °C (°F)
|
−22.5 (−8.5)
|
−19.9 (−3.8)
|
−10.3 (13.5)
|
0.5 (32.9)
|
8.5 (47.3)
|
13.9 (57)
|
15.0 (59)
|
13.3 (55.9)
|
7.0 (44.6)
|
−0.8 (30.6)
|
−13.2 (8.2)
|
−20.3 (−4.5)
|
−2.4 (27.68)
|
平均最低気温 °C (°F)
|
−28.3 (−18.9)
|
−26.0 (−14.8)
|
−17.0 (1.4)
|
−6.2 (20.8)
|
1.2 (34.2)
|
6.9 (44.4)
|
9.0 (48.2)
|
7.1 (44.8)
|
0.8 (33.4)
|
−7.2 (19)
|
−18.7 (−1.7)
|
−25.7 (−14.3)
|
−8.67 (16.38)
|
降水量 mm (inch)
|
2.1 (0.083)
|
1.7 (0.067)
|
4.8 (0.189)
|
9.2 (0.362)
|
14.8 (0.583)
|
34.0 (1.339)
|
54.9 (2.161)
|
48.2 (1.898)
|
21.7 (0.854)
|
9.3 (0.366)
|
4.6 (0.181)
|
3.2 (0.126)
|
208.5 (8.209)
|
出典:Hong Kong Observatory [3]
|
脚注