『ウディ・アレンのザ・フロント』(The Front)は、1976年制作のアメリカ映画。ウディ・アレン主演、マーティン・リット監督による社会派コメディ。脚本は下院非米活動委員会によってブラックリストに載ったウォルター・バーンスタイン。監督のマーティン・リット、出演のゼロ・モステル、ハーシェル・バーナルディ、ロイド・ガウらが同じようにブラックリストに載った経歴を持つことで話題を呼んだ。映画のロケ地はニューヨーク。
プロット
舞台は1950年代初頭のニューヨーク。かつてハリウッドで活躍していた脚本家たちも、テレビドラマの脚本を手がけるようになり、ニューヨークの放送局などで働きはじめていた。しかし、その中の一人、アルフレッド・ミラーは、既に共産主義者あるいは同調者の名前を集めたブラックリストに載っており、テレビの仕事ができなくなっていた。
ある日、いきつけの店のマスター、ハワード・プリンス(ウディ・アレン)に名前を貸してほしいと依頼する。ハワードが代理となり、数名のブラックリストに掲載されている脚本家仲間が書いた脚本のために名前を貸す。プロの脚本家が書いた台本によるドラマは好評を得て、ハワードは一躍人気者になる。やがて調査スタッフは、ハワードに目をつけ、非米活動委員会に召喚する。
キャスト
オープニングとエンドロール
エピソード
各賞ノミネート
注
外部リンク
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