イーライと13番目の懺悔

『イーライと13番目の懺悔』
ローラ・ニーロスタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク(1968年1月 - 2月)[2]
ジャンル ロック
時間
レーベル コロムビア・レコード
プロデュース チャーリー・カレロ
ローラ・ニーロ
チャート最高順位
ローラ・ニーロ アルバム 年表
モア・ザン・ナ・ニュー・ディスカバリー
(1967年)
イーライと13番目の懺悔
(1968年)
ニューヨーク・テンダベリー
(1969年)
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イーライと13番目の懺悔』(Eli and the Thirteenth Confession)は、ローラ・ニーロ1968年に発表したセカンド・アルバム。

概要

1968年1月から2月にかけて、チャーリー・カレロとニーロの共同プロデュースの下、レコーディングは行われた。カレロは編曲も担当した。

ヒュー・マクラッケン(エレクトリック・ギター)、チャック・レイニー(ベース)、アーティー・シュレック(ドラムズ)、バディ・サルツマン(ドラムズ)、ズート・シムズ(サキソフォン)、ジョー・ファレル(サキソフォン、フルート)、ポール・グリフィン(ピアノ、「イーライがやって来る」と「ディセンバーズ・ブードア」のみ)ほか多数のミュージシャンが録音に参加した[1]

収録曲はすべてニーロの作詞作曲。ジャケットの写真はコロムビア・レコードのアート・ディレクターのボブ・カトー(Bob Cato)が撮影した[1]

1968年3月13日に発売され、ビルボードのアルバム・チャートで181位を記録した。

2002年に再発されたリマスター盤には、1967年11月29日にレコーディングされたデモ3曲が追加された[2]

2017年12月20日、日本のソニー・ミュージックジャパンインターナショナルから限定2枚組CDが発売された[3][4]

ローリング・ストーン』誌の「歴代最高のアルバム500選」に選ばれている[5]

収録曲

Side 1
  1. ラッキー - Luckie - 3:00
  2. ルー - Lu - 2:44
  3. スウィート・ブラインドネス - Sweet Blindness - 2:37
  4. ポヴァティ・トレイン - Poverty Train - 4:16
  5. ロンリー・ウーマン - Lonely Women - 3:32
  6. イーライがやって来る - Eli's Comin' - 3:58
Side 2
  1. タイマー - Timer - 3:22
  2. ストーンド・ソウル・ピクニック - Stoned Soul Picnic - 3:47
  3. エミー - Emmie - 4:20
  4. ウーマンズ・ブルース - Woman's Blues - 3:46
  5. ファーマー・ジョー - Once It Was Alright Now (Farmer Joe) - 2:58
  6. ディセンバーズ・ブードア - December's Boudoir - 5:05
  7. 懺悔 - The Confession - 2:50

2002年リマスター盤

  1. ルー (デモ) - Lu (Demo) - 2:37
  2. ストーンド・ソウル・ピクニック (デモ) - Stoned Soul Picnic (Demo) - 3:37
  3. エミー (デモ) - Emmie (Demo) - 4:25

2017年日本限定発売盤

2枚組のCD。1枚目は通常ステレオ・ミックスの13曲と2002年リマスター盤の際のボーナストラック3曲。2枚目はプロモ用に配布されたモノラル・ミックスの13曲とシングル2曲。

  1. イーライがやって来る (シングル・バージョン) - Eli's Comin' - 3:14
  2. セイヴ・ザ・カントリー (シングル・バージョン) - Save the Country - 2:27

パーソネル

  • ローラ・ニーロ - ピアノ、ヴォーカル、ハーモニー、「懺悔の目撃者」
  • ラルフ・カザーレ、チェット・アムステルダム - アコースティック・ギター
  • ヒュー・マクラッケン – エレクトリック・ギター
  • チャック・レイニー、チェット・アムステルダム – ベース
  • アーティー・シュレック – ドラムス、ヴィブラフォン
  • バディ・サルツマン – ドラムス
  • デイヴ・ケアリー – パーカッション
  • バーニー・グロウ、パット・キャレロ、アーニー・ロイヤル – トランペット
  • ジョージ・ヤング、ズート・シムズ – サキソフォン
  • ウェイン・アンドレ、ジミー・クリーブランド、レイ・デシオ – トロンボーン
  • ジョー・ファレル – サキソフォン、フルート
  • ポール・グリフィン – 「イーライがやって来る」と「ファーマー・ジョー」のピアノ
技術
  • チャーリー・カレロ – プロデューサー、編曲
  • ロイ・シーガル、スタン・トンケル – 技術
  • ボブ・ケイトー – 写真撮影

脚注

外部リンク