インターポール (バンド)
インターポール (Interpol) はアメリカ・ニューヨーク出身のロックバンド。 来歴1997年結成。当時はメンバー全員がニューヨーク大学の学生であった。2000年に英インディ・レーベルのケミカル・アンダーグラウンドからデビューEPをリリース。その直後にドラマーのドルディが脱退し、フォガリーノが加入する。 自主制作盤を発表した後、2002年に米インディー・レーベルのマタドール・レコードと契約。同年に1stアルバム『ターン・オン・ザ・ブライト・ライツ』をリリース。このアルバムは評論家から称賛をもって受け入れられ、各種メディア媒体の「年間アルバム・ランキング」に挙げられた[1] 。また、インディーからのリリースにもかかわらず、全米で30万枚以上を売り上げるロングヒットとなった。バンドは好調なセールスに支えられ世界ツアーを展開し、2003年にはサマーソニックで初来日を果たした。 2004年には2ndアルバム『アンティックス』を発表。全米で初登場15位を記録し、2011年時点での売上は、英米の合算で50万枚を超えている。翌2005年には単独公演[2]とサマーソニック[3]で一年に二度の来日公演を行った。 2006年秋、メジャーレーベルのキャピトル・レコードへの移籍が発表され、翌2007年に3rdアルバム『アワー・ラヴ・トゥ・アドマイヤー』をリリース。英米でいずれもトップ5に入る大ヒットを収めた他、各国で大きなチャート・アクションを起こし、世界規模の評価を得た。音楽的には初めてキーボードを導入し、従前とは異なる作品に仕上がっている。同年8月には、2003年、2005年に続いてサマーソニック07に出演した。 2010年には4枚目のアルバムでセルフタイトルの『インターポール』を発表。同作は自身のレーベルSoft Limitからのリリースとなり(アメリカでは古巣のマタドール、ヨーロッパなどではCooparative Musicを通してのリリース)、インディーに回帰した形となった[4]。なお、同作の完成後にベーシストのカルロス・デングラーが脱退[5]。アルバム発表にともなうツアーにはデイヴィッド・パホ(元スリント、トータス、ズワンなど)がサポート・ベーシストとして帯同した[6]。 メンバー
サポートメンバー元メンバー
音楽性ザ・キラーズ、フランツ・フェルディナンドなどと同様、ポストパンク・リバイバルに位置づけられる。しばしばジョイ・ディヴィジョンと比較され、バンクスのボーカルもイアン・カーティスとの類似性が指摘されている。重く暗い雰囲気を持つサウンドが特徴的で、「艶やかで哀愁を帯びたメロディは、氷のような美しさがある」[9] とも評される音楽性がバンドの大きな魅力となっている。 ディスコグラフィー→詳細は英語版「en:Interpol discography」を参照
*発売日はアメリカにおけるもの。「英」は 全英アルバムチャート 、「米」は Billboard 200 におけるチャートの最高位を示す。 オリジナル・アルバム
シングル&EP
来日公演2003年
2005年
2007年
2018年
脚注外部リンクData ja/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB %28%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89%29 Tidak ditemukan |