インターナショナル・プリンセス王座

インターナショナル・プリンセス王座
詳細
現王者 鈴芽
獲得日 2025年1月4日
管理団体 東京女子プロレス
創立 2019年7月16日
統計
最多保持者 伊藤麻希(2回)
初代王者 万喜なつみ
最長保持者 荒井優希(366日)
最短所持者 万喜なつみ(22日)
最年長 サンダー・ロサ(33歳167日)
最年少 乃蒼ヒカリ(23歳75日)

インターナショナル・プリンセス王座は、東京女子プロレスが管理、認定している王座。

歴史

2019年7月16日、所属選手の海外参戦の増加への対応、シングル戦線の活性化を目的に創設[1]7月20日東京女子プロレス板橋グリーンホール大会でまなせゆうな辰巳リカ万喜なつみ上福ゆきによる初代王座決定戦出場をかけた日本代表決定サバイバル4WAYマッチが行われて万喜が勝利[2]8月25日、東京女子後楽園ホール大会で日本代表の万喜、海外代表のジゼル・ショー英語版による初代王座決定戦が行われて勝利した万喜が初代王者になった[3]

2020年1月5日にはサンダー・ロサ英語版伊藤麻希を破って第4代王者に就く。しかし、COIVD-19の世界的な流行がはじまり、各国で行政からの要請により感染拡大地域の渡航制限が行われるようになったことで、来日および防衛戦の実施が不可能な状況となった。王者本人と団体側の協議の結果、10月7日に王座の返上を発表[4]10月10日北沢タウンホール大会、10月17日新木場1stRING大会、11月7日TOKYO DOME CITY HALL大会『WRESTLE PRINCESS』の3大会にわたって新王者決定トーナメントが開催され、決勝戦で乃蒼ヒカリを破った上福ゆきが第5代王者となった[5][6]

2023年3月18日有明コロシアム大会『GRAND PRINCESS '23』で渡辺未詩を破って第10代王者となった辰巳リカは、東京女子プロレスが管理する3つのタイトルすべてを獲得した初の選手となった[7][注釈 1]

歴代王者

歴代 選手 戴冠回数 防衛回数 獲得日付 獲得場所
(対戦相手・その他))
出典
初代 万喜なつみ 1 0 2019年8月25日 後楽園ホール
ジゼル・ショー
[3]
第2代 まなせゆうな 1 0 2019年9月16日 両国KFCホール [8]
第3代 伊藤麻希 1 2 2019年10月19日 両国KFCホール [9]
第4代 サンダー・ロサ英語版 1 0 2020年1月5日 板橋グリーンホール
2020年10月7日に来日不能のため返上
[10]
第5代 上福ゆき 1 3 2020年11月7日 TOKYO DOME CITY HALL
乃蒼ヒカリ
[5][6]
第6代 乃蒼ヒカリ 1 4 2021年5月4日 後楽園ホール [11]
第7代 伊藤麻希 2 4 2022年1月4日 後楽園ホール [12]
第8代 アレックス・ウィンザー英語版 1 1 2022年7月9日 大田区総合体育館 [13]
第9代 渡辺未詩 1 3 2022年10月9日 TOKYO DOME CITY HALL [14]
第10代 辰巳リカ 1 4 2023年3月18日 有明コロシアム [7]
第11代 マックス・ジ・インペイラー 1 3 2023年10月9日 東京たま未来メッセ [15]
第12代 荒井優希 1 6 2024年1月4日 後楽園ホール [16]
第13代 鈴芽 1 2025年1月4日 後楽園ホール [17]

脚注

注釈

出典

  1. ^ DDT ProWrestling”. DDTプロレスリング公式サイト. 2020年1月11日閲覧。
  2. ^ [試合結果] 東京女子 TOKYO JOSHI 2019 SUMMER~Sunshine Carnival~ 東京・板橋区立グリーンホール”. 週刊プロレスmobileプレミアム. ベースボール・マガジン社 (2019年7月20日). 2025年1月18日閲覧。
  3. ^ a b ““リングの妖精”万喜なつみがインターナショナル王者へ!「自分も海外に飛び立ちたい」”. バトル・ニュース. (2019年8月25日). https://battle-news.com/?p=52145 2025年1月18日閲覧。 
  4. ^ サンダー・ロサがインターナショナルプリンセス王座を返上! 日本人選手8名による新王者決定トーナメントを開催!”. DDTプロレスリング公式サイト (2020年10月7日). 2024年9月11日閲覧。
  5. ^ a b “美人グラドルレスラー上福ゆきがシングル王座初戴冠【東京女子プロレス】”. TOKYO HEADLINE. (2020年11月8日). https://www.tokyoheadline.com/522358/ 2024年9月11日閲覧。 
  6. ^ a b Kreikenbohm, Philip. “International Princess Title Tournament”. Cagematch.net. 2025年1月18日閲覧。
  7. ^ a b “辰巳リカがIP王座を奪い“東京女子版”グランドスラムを達成し3冠獲りを宣言!”. バトル・ニュース. (2023年3月19日). https://battle-news.com/?p=96441 2024年9月11日閲覧。 
  8. ^ “【東京女子】9.16 両国KFC まなせゆうなが万喜なつみから勝利しインターナショナルプリンセス2代目王者となる”. プロレスTODAY. (2019年9月17日). https://proresu-today.com/archives/91263/ 2025年1月18日閲覧。 
  9. ^ “【東京女子】伊藤麻希がインターナショナル・プリンセス3代目王者に!11.16名古屋で英国より巨女ナイトシェイドの挑戦を受ける”. プロレスTODAY. (2019年10月21日). https://proresu-today.com/archives/94343/ 2025年1月18日閲覧。 
  10. ^ [試合結果] 東京女子 雑煮でプロレスしてんじゃねーよ 東京・板橋区立グリーンホール”. 週刊プロレスmobileプレミアム. ベースボール・マガジン社 (2020年1月5日). 2025年1月18日閲覧。
  11. ^ “【東京女子】乃蒼ヒカリが卒業した汐凛セナに捧ぐIP王座戴冠「私の色に染められるようなチャンピオンになりたい」”. プロレスTODAY. (2021年5月5日). https://proresu-today.com/archives/150680/ 2025年1月18日閲覧。 
  12. ^ “【東京女子】伊藤麻希が乃蒼ヒカリを下し2年ぶりにIP王座戴冠!「このベルトを持って絶対にAEWに行く!」”. プロレスTODAY. (2022年1月4日). https://proresu-today.com/archives/178848/ 2025年1月18日閲覧。 
  13. ^ “【東京女子】伊藤麻希がウィンザーに敗れIP王座が英国に流出!「時間はかかるかもしれないけど、強くなれるよう頑張るしかない」”. プロレスTODAY. (2022年7月10日). https://proresu-today.com/archives/193420/ 2025年1月18日閲覧。 
  14. ^ “渡辺未詩がIP王座を奪取し初のシングル王者に!“元空手世界王者”長野じゅりあが悲願の自力初勝利”. バトル・ニュース. (2022年10月10日). https://battle-news.com/?p=90231 2025年1月18日閲覧。 
  15. ^ ““怪物”インペイラーがW王座戦でIP王者・辰巳リカを粉砕し2冠王者に!試合後、まさかの握手で友だちに?”. バトル・ニュース. (2023年10月10日). https://battle-news.com/?p=105683 2025年1月18日閲覧。 
  16. ^ “SKE48荒井優希、東京女子プロレス後楽園ホール大会で初のシングル王者 かかと落とし決めた”. 日刊スポーツ. (2024年1月4日). https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/202401040000430.html 2025年1月18日閲覧。 
  17. ^ “【東京女子】鈴芽が荒井優希倒してインター王座初戴冠「優希ちゃんの最多記録超えたい」”. 日刊スポーツ. (2025年1月5日). https://www.nikkansports.com/battle/news/202501050000025.html 2025年1月18日閲覧。