イングリッシュチャンネル

イングリッシュチャンネル
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2002年4月10日
死没 2021年11月11日(19歳没)[1]
Smart Strike
Belva
母の父 Theatrical
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 Keene Ridge Farm
馬主 James T. Scatuorchio
調教師 Todd Pletcher(アメリカ)
競走成績
生涯成績 23戦13勝
獲得賞金 519万9028ドル
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イングリッシュチャンネル (English Channel) とは、アメリカ競走馬種牡馬である。2007年ブリーダーズカップ・ターフなど、G1競走を6勝した。

経歴

デビュー戦を勝ち上がると、次走4着のあと4連勝でヴァージニアダービー(G3)で重賞初勝利を挙げる。G1初出走となったセクレタリアトステークスでは1番人気に支持されるも2着、古馬初対戦となったJHターフクラシック招待もシェイクスピア(Shakespeare)にアタマ差及ばず2着と惜敗した。この後ブリーダーズカップ・ターフに出走するも、優勝馬のシロッコから13馬身離された5着と敗れ、3歳シーズンを終える。

4歳になり、初戦を勝利すると、続くWRターフクラシックでG1初勝利を挙げる。次走のマンハッタンハンデキャップ(G2)は4着だったが、ユナイティッドネイションズステークスでG1・2勝目を挙げた。さらにアーリントンミリオン4着の後、前年惜敗していたターフクラシックに勝利し、G1・3勝目を挙げ、続くブリーダーズカップ・ターフも3着と、前年を大きく上回る活躍で4歳シーズンを終える。

5歳時も初戦をレコードタイム勝利する。この後アラブ首長国連邦に遠征、ドバイデューティーフリーに出走するが、優勝馬アドマイヤムーンから14馬身離された12着と大敗した。しかし帰国後、ユナイテッドネーションステークス、JHターフクラシック招待をそれぞれ連覇し、3度目のブリーダーズカップ・ターフに出走。7馬身差の圧勝でアメリカ芝路線の頂点に立った。ジャパンカップにも予備登録を済ませていたが、結局このレースを最後に現役を引退、ケンタッキー州レキシントンにあるハリケーンホールファーム(Hurricane Hall Farm)で種牡馬入りした。2009年の種付けシーズン後にレーンズエンドファームに移動する。

産駒は2011年にデビュー。自身と同様に芝での活躍馬を多く出しているが、産駒初のG1勝利はダートでのものだった。

年度別競走成績

  • 2004年(1戦1勝)
  • 2005年(8戦4勝) - ヴァージニアダービー(G3)
  • 2006年(7戦4勝) - WRターフクラシック(G1)、ユナイティッドネイションステークス(G1)、JHターフクラシック招待(G1)
  • 2007年(7戦3勝) - ユナイテッドネーションステークス(G1)、JHターフクラシック招待(G1)、ブリーダーズカップ・ターフ(G1)

主な産駒

2009年産
2011年産

2014年産

2015年産

  • Channel Cat / チャンネルキャット - マンノウォーステークス

2016年産

2017年産

2020年産

血統

イングリッシュチャンネル血統ミスタープロスペクター系ネイティヴダンサー12.5% (血統表の出典)

Smart Strike
1992 鹿毛
父の父
Mr. Prospector
1970 鹿毛
Raise a Native Native Dancer
Raise You
Gold Digger Nashua
Sequence
父の母
Classy 'n Smart
1981 鹿毛
Smarten Cyane
Smartaire
No Class Nodouble
Classy Quillo

Belva
1998 鹿毛
Theatrical
1982 鹿毛
Nureyev Northern Dancer
Special
*ツリーオブノレッジ
Tree of Knowledge
Sasafras
Sensibility
母の母
Committed
1980 鹿毛
Hagley Olden Times
Tao Pepi
Ministinguette Boldnesian
Royal Warrant F-No.1-k


脚注

  1. ^ Sudden Illness Claims Leading Turf Sire English Channel”. BH Magazine. BloodHorse. 2023年11月22日閲覧。

外部リンク

出典・注釈