この項目では、アメリカの競走馬について説明しています。イギリスとフランスの間にある海峡(English Channel)については「イギリス海峡 」をご覧ください。
イングリッシュチャンネル (English Channel ) とは、アメリカ の競走馬 、種牡馬 である。2007年 のブリーダーズカップ・ターフ など、G1競走 を6勝した。
経歴
デビュー戦を勝ち上がると、次走4着のあと4連勝でヴァージニアダービー(G3 )で重賞初勝利を挙げる。G1初出走となったセクレタリアトステークス では1番人気に支持されるも2着、古馬 初対戦となったJHターフクラシック招待 もシェイクスピア(Shakespeare)にアタマ差及ばず2着と惜敗した。この後ブリーダーズカップ・ターフ に出走するも、優勝馬のシロッコ から13馬身離された5着と敗れ、3歳シーズンを終える。
4歳になり、初戦を勝利すると、続くWRターフクラシック でG1初勝利を挙げる。次走のマンハッタンハンデキャップ (G2)は4着だったが、ユナイティッドネイションズステークス でG1・2勝目を挙げた。さらにアーリントンミリオン 4着の後、前年惜敗していたターフクラシックに勝利し、G1・3勝目を挙げ、続くブリーダーズカップ・ターフも3着と、前年を大きく上回る活躍で4歳シーズンを終える。
5歳時も初戦をレコードタイム勝利する。この後アラブ首長国連邦 に遠征、ドバイデューティーフリー に出走するが、優勝馬アドマイヤムーン から14馬身離された12着と大敗した。しかし帰国後、ユナイテッドネーションステークス、JHターフクラシック招待をそれぞれ連覇し、3度目のブリーダーズカップ・ターフに出走。7馬身差の圧勝でアメリカ芝路線の頂点に立った。ジャパンカップ にも予備登録を済ませていたが、結局このレースを最後に現役を引退、ケンタッキー州 レキシントン にあるハリケーンホールファーム(Hurricane Hall Farm)で種牡馬入りした。2009年の種付けシーズン後にレーンズエンドファーム に移動する。
産駒は2011年にデビュー。自身と同様に芝での活躍馬を多く出しているが、産駒初のG1勝利はダートでのものだった。
年度別競走成績
2004年(1戦1勝)
2005年(8戦4勝) - ヴァージニアダービー(G3)
2006年(7戦4勝) - WRターフクラシック(G1)、ユナイティッドネイションステークス(G1)、JHターフクラシック招待(G1)
2007年(7戦3勝) - ユナイテッドネーションステークス(G1)、JHターフクラシック招待(G1)、ブリーダーズカップ・ターフ(G1)
主な産駒
2009年産
2011年産
2014年産
2015年産
Channel Cat / チャンネルキャット - マンノウォーステークス
2016年産
2017年産
2020年産
血統
脚注
外部リンク
出典・注釈