公園は多くの自然保護区の集合体だが、世界遺産に登録されているのはフォールス湾公園(英語版)(False Bay Park)、ソドワナ湾国立公園(英語版)(Sodwana Bay National Park)、ソドワナ国有林(Sodwana State Forest)、セント・ルシア狩猟鳥獣保護区(英語版)(St Lucia Game Reserve)、セント・ルシア公園(St Lucia Park)、セント・ルシア海洋保護区(St Lucia Marine Reserve)、マプタランド海洋保護区(Maputaland Marine Reserve)、ケープ・ヴィダル国有林(Cape Vidal State Forest)、東海岸国有林(Eastern Shores State Forest)、マペラネ自然保護区(Mapelane Nature Reserve)、ニャラジ国有林(Nyalazi State Forest)、シバイー淡水湖保護区(Lake Sibayi Freshwater Reserve)、海岸林保護区(Coastal Forest Reserve)の13の保護区である。公園にはこのほかウムクゼ狩猟鳥獣保護区(英語版)(uMkhuze Game Reserve)などが含まれている。
1822年にはイギリスがセント・ルシア(英語版)を街区(township)とすることを宣言し、1895年に町の北30km の地域がセント・ルシア狩猟鳥獣保護区(英語版)(St. Lucia Game Reserve)に設定された。これがこの地域の最初の保護区である。1986年にはセント・ルシア湖、マプタランドのウミガメの海岸やサンゴ礁、シバイー湖とコシ・バイ湖がラムサール条約登録地になった[1][3][4][5]。
1999年12月に湿地公園が世界遺産に登録された。当初の登録名は「グレーター・セント・ルシア湿地公園」(Greater St Lucia Wetland Park / Parc de la zone humide de Sainte-Lucie)だったが、2007年に公園の名称が変更されたことを踏まえて、2008年7月には世界遺産登録名も変更された。