第10代ヴァレンティア子爵 アーサー・アンズリー (英語 : Arthur Annesley, 10th Viscount Valentia 、1785年 11月30日 – 1863年 12月30日 )は、アイルランド貴族 。
生涯
アーサー・アンズリー (英語版 ) (1760年 – 1841年1月20日)と妻キャサリン(Catherine 、旧姓ハーディー(Hardy )、チャールズ・ハーディー (英語版 ) の娘)の長男として、1785年11月30日にブレッチンドン (英語版 ) で生まれた[ 1] 。初代ヴァレンティア子爵フランシス・アンズリー (英語版 ) の男系子孫だった[ 2] 。
1844年7月23日に遠戚にあたる第2代マウントノリス伯爵ジョージ・アンズリー が死去すると、ヴァレンティア子爵 を名乗ったが、子爵位の継承権を確定させる手続きはとらなかった[ 1] 。
1863年12月30日にブレッチンドン・パーク (英語版 ) で死去、長男に先立たれたため孫アーサー (英語版 ) が爵位を継承した[ 1] 。
家族
1808年8月12日、エレナ・オブライエン(Eleanor O'Brien 、1843年6月10日没、ヘンリー・スタッフォード=オブライエンの娘)と結婚、4男7女をもうけた[ 2] 。
アーサー(1809年9月14日 – 1844年10月27日) - 1836年1月18日、フローラ・メアリー・マクドナルド(Flora Mary Macdonald 、1884年11月5日没、ジェームズ・マクドナルドの娘)と結婚、1男2女をもうけた[ 2] 。第11代ヴァレンティア子爵アーサー・アンズリー (英語版 ) の父[ 2]
テンプル・アーサー・フランシス(Temple Arthur Francis 、1813年4月18日 – 1838年1月2日[ 2] )
チャールズ・アーサー・ジェームズ・ジョージ(1820年4月27日 – 1861年5月20日[ 2] )
アルジャーノン・アーサー・シドニー(Algernon Arthur Sydney 、1829年5月25日 – 1908年9月6日) - 香港総督 付き秘書官[ 2] 。1864年10月11日、ヘレン・シドニー・リチャーズ(Helen Sydney Richards 、1925年10月31日没、グリフィス・リチャーズの娘[ 3] )と結婚、1男2女をもうけた[ 2]
エレナ・アーサー・キャサリン(Eleanor Arthur Catherine 、1884年3月22日没) - 生涯未婚[ 2]
フランシス・アーサー・シャーロット(1904年5月13日没) - 1852年10月17日、ウィリアム・リンスキル(William Linskill 、1900年没)と結婚[ 2]
マティルダ・アーサー・マリアン(Matilda Arthur Marianne 、1894年5月23日没) - 1845年7月18日、ジョン・ケント・エジャートン・ホームズ(John Kent Egerton Holmes 、1848年6月16日没)と結婚、子供あり[ 2]
イーヴァ・アーサー・ヘンリー・メドラ(Eva Arthur Henry Medora 、1894年没) - 1853年1月12日、サー ・ヘンリー・ロビンソン(Sir Henry Robinson 、1893年3月没、初代準男爵サー・ヘンリー・ロビンソン (英語版 ) の父)と結婚、子供あり[ 2]
ネイア・アーサー・エイダ・ローズ・ダムール(Nea Arthur Ada Rose d'Amour 、1904年1月13日没) - 1846年4月24日、ハーキュリーズ・ロビンソン (英語版 ) (後の初代ロスミード男爵)と結婚、子供あり[ 2]
オーガスタ・アーサー・コンスタンシア(Augusta Arthur Constantia 、1892年8月16日没) - 生涯未婚[ 2]
アルティシドラ・アーサー・ヴィクトリア(Altisidora Arthur Victoria 、1922年5月20日没[ 4] )
出典
^ a b c Cokayne, George Edward , ed. (1898). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (U to Z, appendix, corrigenda, occurrences after 1 January 1898, and general index to notes, &c.) (英語). Vol. 8 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 16.
^ a b c d e f g h i j k l m n Burke, Sir Bernard ; Burke, Ashworth P., eds. (1915). A Genealogical and Heraldic History of the Peerage and Baronetage, the Privy Council, Knightage and Companionage (英語) (77th ed.). London: Harrison & Sons. pp. 1992–1994.
^ Townend, Peter, ed. (1963). Burke's Genealogical and Heraldic History of the Peerage, Baronetage, and Knightage, Privy Council, and Order of Preference (英語) (103rd ed.). Burke's Peerage. p. 2.
^ "No. 32736" . The London Gazette (英語). 8 August 1922. p. 5895.