アンドレア・キトゥ(Andreea Chitu 1988年5月7日- )は、ルーマニアのジュルジュ県・ボリンティン=ヴァレ出身の柔道選手。階級は52kg級。身長158cm[1][2]。初段。バベシュ・ボヨイ大学に在学していた[3]。
人物
柔道は11歳の時にブカレストで始めた[3]。2006年のヨーロッパジュニア52kg級で3位になると、その後57kg級に階級を上げてヨーロッパU23柔道選手権大会で優勝するなど、国際大会で一定の活躍をしていた。しかしながら、2011年の世界選手権では52kg級に出場してきて、ノーマークながらオール一本勝ちで準決勝まで上がってくるが、同じくオール一本勝ちで勝ち上がってきた日本の西田優香と対戦して先に指導1でリードしていたものの背負投で逆転負けを喫した。しかし3位決定戦では地元フランスのプリシラ・ネトを有効で破った[4]。
2012年はヨーロッパ選手権で優勝を飾るも[5]、ロンドンオリンピックでは2回戦で敗れた[1]。2014年の世界選手権では決勝でコソボのマイリンダ・ケルメンディの技ありで敗れ2位となった[6]。
2015年にはヨーロッパ競技大会で優勝した。世界選手権では決勝で日本の中村美里に指導1で敗れて2年連続2位にとどまった[7]。2016年のリオデジャネイロオリンピックでは7位に終わった[2]。2021年7月に日本武道館で開催された東京オリンピックでは2回戦で敗れた[8]。
主な戦績
57kg級での戦績
52kg級での戦績
(出典[2]、JudoInside.com)
脚注
外部リンク