アロハマンダラーズは落語芸術協会会員によって構成されたハワイアンバンド。
概要
元々は落語芸術協会会員のクラブ活動として行われていたが、2000年に定席興行である新宿末廣亭8月中席の昼の部の大喜利として演奏が披露された。この大喜利には生前の春風亭柳昇がゲストとして参加し、柳昇の伝手を頼って呼んだフラダンサーも華を添えての舞台が評判となり、以後は寄席の夏興行として定着した[1]。
協会のイベント等で演奏することが多く、2018年からは毎年7月中席の浅草演芸ホールに場所を移し、昼の部の大喜利となった。メンバーの演奏だけではなく、日替わりゲストとして登場する協会員の歌や、華やかなフラダンサーの登場などで、場内は華やかな空気に包まれる。
メンバーのうち、初代リーダーの三笑亭可楽は高齢のため、体調を考慮しての隔日での出演(近年は出演していない状況)であり、 サブリーダーであった生前の春風亭小柳枝は2016年4月に脳梗塞で倒れて以降、本公演については体調次第で車椅子で出演していた[1]。また、生前の三遊亭右紋は協会内のもうひとつの音楽グループである「にゅうおいらんず」がメインで、こちらではサポートに徹していた。春風亭柳橋は当初はアロハマンダラーズのみの参加であったが、右紋没後の2014年「にゅうおいらんず」にも加入している。アロハマンダラーズ興行の主任は2022年の時点で柳橋が務める。
メンバー
元メンバー
出典
- ^ a b アロハマンダラーズの哀愁 - 読売新聞 2020年7月21日
関連項目
外部リンク