アリアンヌ・アスカリッド(Ariane Ascaride, 1954年10月10日 - )はフランス出身の女優。
イギリスのトップ女優の一人で、夫でもあるロベール・ゲディギャン監督作品の出演で知られる。フランス最高峰「セザール賞」の主演女優賞をはじめ、欧州で各賞を受賞。
来歴
エクサン・プロヴァンス大学で社会学を学んでいたとき、後に映画監督となるロベール・ゲディギャンと出会う。その後、パリのフランス国立高等演劇学校で演技を学ぶ。
1976年より映画に出演しはじめるが、同時に舞台でも活躍。
1981年にはゲディギャンの初監督作品「Dernier été」に出演し、以後ゲディギャン作品の常連となる。
1996年の『マルセイユの恋』でセザール賞主演女優賞を受賞。以来、同賞はゲディギアンの「Marie-Jo et ses deux amours」(2002)と『キリマンジャロの雪』(2011)で主演女優賞、『クレールの刺繍』(2003)で助演女優賞にノミネート。さらにゲディギアン作品の「La ville est tranquille」(2000)でバリャドリッド国際映画祭最優秀女優賞、「Le Voyage en Arménie」(2006)で第1回ローマ国際映画祭最優秀女優賞を受賞している。
なお、映画、テレビ、舞台と精力的に活動しているが、日本での映画公開作は少ない。
主な作品
脚注
外部リンク