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この項目では、2002年生まれのフィギュアスケート選手について説明しています。2000年生まれのフィギュアスケート選手(ペア)については「アナスタシヤ・グバノワ」をご覧ください。 |
アナスタシヤ・ヴィタリエヴナ・グバノワ(ロシア語: Анастасия Витальевна Губанова、ロシア語ラテン翻字: Anastasiia Vitalyevna Gubanova、グルジア語: ანასტასია გუბანოვა、2002年12月2日 - )は、ロシア・トリヤッチ出身、ジョージア代表のフィギュアスケート選手(女子シングル)。2022年北京オリンピックジョージア代表。
主な競技成績は、2023年欧州選手権優勝、2024年欧州選手権2位、2016年ジュニアグランプリファイナル2位など。
経歴
2016-2017シーズン
このシーズンからISUジュニアグランプリシリーズに参戦し、JGPチェコスケート、JGPブラエオン・シュベルター杯で優勝する。マルセイユで行われたジュニアグランプリファイナル(JGPF)ではショートプログラムで出遅れたものの、フリープログラムで133.77点(当時のジュニア世界記録)をマークした。しかし直後に演技したアリーナ・ザギトワが136.51点と、その記録をさらに更新し金メダルを獲得。グバノワは銀メダルを獲得した。しかし、年明けに行われたロシアジュニア選手権では7位に終わり、世界ジュニアフィギュアスケート選手権の代表には選出されなかった。
2017-2018シーズン
JGPオーストリア杯に出場するも4位となり、2年連続のJGPF出場とはならなかった。また、ロシアジュニア選手権では4位に終わり、惜しくも世界ジュニアフィギュアスケート選手権への出場を逃した。
2018-2019シーズン
シニアクラスに移行。タリントロフィーでは4位となり、次戦のゴールデンスピンでは2位となった。世界選手権への出場を目指しロシアカップファイナルに出場したが、総合5位に終わった。
2019-2020シーズン
コーチをエレーナ・ボドレゾワからエフゲニー・ルカヴィツィンに変更。12月に行われたロシア選手権に出場し、10位となった。
2021-2022シーズン
2021年8月、ロシアからジョージアへの移籍が発表になった。2019年以降国際大会の出場がなかったため、国籍変更による国際大会出場停止期間を受けることなくこのシーズンから国際大会の出場が可能になったため、北京オリンピックの出場も可能となる。フィンランディア杯にて、国際大会に復帰。SP、FS共に大きなミスなく終えてFSとトータルで自己ベストを更新し5位となる。その後コロナウイルスに感染し、出場を予定していた大会に出場できない時期があったが、ゴールデンスピンに出場し、シニア初の国際大会優勝を飾る。
その後、北京オリンピックジョージア代表に選ばれる。団体戦ではSP4位になるがジョージアは惜しくも6位で決勝進出を逃す。個人戦は11位で終える。世界選手権ではSPでトリプルフリップで転倒するミスがあり14位と出遅れるも、FSでは完璧な演技をし大逆転で総合6位。来季の世界選手権のジョージア2枠とグバノワ自身の来季グランプリシリーズ枠2枠を獲得してシーズンを終えた。
2022-2023シーズン
前季の世界選手権の結果により、MKジョン・ウィルソン杯とエスポーグランプリにエントリーされる。Mkジョンウィルソン杯ではジョージア女子史上初となる3位に入りグランプリファイナルに望みをつなぐも、次戦のエスポーグランプリではSPとFS共にミスが目立ち7位に終わりシニア初のグランプリファイナル出場は叶わなかった。二度目の出場となった欧州選手権ではSPで自己ベストを更新し、グランプリファイナル3位のルナ・ヘンドリックスらを抑え首位で折り返す。FSでは着氷ミスがあったもののほかの要素もまとめFS1位、総合でも1位となり、チャンピオンシップス初のメダルを優勝で飾った。
主な戦績
マークが付いている大会はISU公認の国際大会。
ジョージア代表
ロシア代表
詳細
パーソナルベストは太字で表示
2015-2016 シーズン
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開催日
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大会名
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SP
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FS
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結果
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2016年1月21日 - 23日
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ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(チェリャビンスク)
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9 60.26
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16 96.47
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12 156.73
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2014-2015 シーズン
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開催日
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大会名
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SP
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FS
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結果
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2015年2月4日 - 7日
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ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(ヨシュカル・オラ)
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7 60.77
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5 117.67
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6 178.44
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プログラム使用曲
参考文献