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株式会社アクセス(Acces Co.,Ltd.)は、かつて存在した金融機関向けの大規模ネットワーク等のソフトウェア開発を行っていた企業。本社を大阪市西区に置いていた。
2014年8月1日に日本コンピューター・システムに吸収合併され、NCS&A株式会社となった。
なお、東京都千代田区に本社のある株式会社ACCESSとは無関係。
沿革
- 1994年(平成6年)
- 7月 - 大阪市中央区博労町3丁目5番1号にて設立。
- 12月 - 東京オフィスを設立。
- 2003年(平成15年)2月 - 大阪市中央区道修町に本社ビルが竣工、移転。
- 2004年(平成16年)12月 - ジャスダックに株式を上場。
- 2008年(平成20年)
- 4月 - 売上高の水増しなどを行い、黒字会計を偽装していた疑いが浮上。これを受け、社長の北博之が引責辞任。後任には松浦徹が就いた。
- 5月 ‐ 前述の粉飾決算について、前社長の北が金融商品取引法違反容疑で逮捕される[1]。
- 2009年(平成21年)1月 - ジャスダック証券取引所上場廃止。
- 2012年(平成24年)5月 - 大阪市西区江戸堀に本社を移転。
- 2013年(平成25年)8月 - 株式会社フューチャー・コミュニケーションズを子会社化。
- 2014年(平成26年)8月 - 日本コンピューター・システム株式会社に吸収合併され、NCS&A株式会社となる。
アクセス旧本社ビルと道修町ビル
2003年に竣工した旧本社ビルには、地域振興に貢献するコミュニティー施設として、アクセスホールが設置。3階にシアター形式で320人収容のホール、2階にはホワイエ(劇場など付帯する多目的スペース)が設けられていた。のちにアクセス本社ビルと道修町ビルは、2007年3月売却された。現在は大阪ガスが所有し、大阪ガス御堂筋東ビル(OMEビル)となっている。
脚注
出典