まねき食品株式会社(まねきしょくひん)は、兵庫県姫路市に本社を置く弁当・会席料理などを中心とした外食産業企業である。JR西日本神戸線に位置する姫路駅や加古川駅などの構内にあるえきそばで知られ、主に西播磨地域に経営地盤を置いている。
事業内容
沿革
主な商品
駅弁
- 1890年発売とされる幕の内弁当を再現したもので、二重折に13種のおかずを入れたものが12銭だったという。ときおりイベントなどに際して販売される。
- 現行の幕の内弁当。
- ご飯の上に煮豚のスライスを載せたもの。
- ご飯の上におかずを散らしたもの。
- 神戸ビーフを使ったメンチカツをカレーピラフの上に載せたもの。
- ご飯の上にタレで煮込んだ穴子をのせたもの。
- 崎陽軒(神奈川県横浜市)と提携し2021年11月26日から姫路駅で販売[7][8][9]。
仕出し
- 2008年現在で1575 - 5250円までのラインナップがある。
- 2008年現在で、3000 - 9000円程度の価格帯となっている。
- 2008年現在、525円からさまざまな種類のものが用意されている。
えきそば
第二次世界大戦(太平洋戦争)後、物資が不足していた頃、まねき食品は国鉄姫路駅に麺類の販売を計画。当初は小麦粉が統制品であったため、蒟蒻粉とそば粉を混ぜて「うどん」に仕立てた「そば」を販売したが、「時間が経つと麺がのびて美味しくない」との理由から、試行錯誤の結果、かん水を原材料に加えた中華麺を選定。「和風出汁」に「中華麺」という組み合わせで、1949年10月19日、国鉄姫路駅構内にて「えきそば」の名称で立ち売りを開始した。
現在の「えきそば」は、JR姫路駅ホームの他、姫路市内の商業施設とマネキダイニング加古川店、阪神百貨店梅田本店スナックパーク内に専門店舗を置いている。また日清食品では2010年から、まねき食品とのコラボレーションによるカップ麺を企画、「姫路駅名物 まねきのえきそば」という商品名で近畿2府4県限定で販売している。
参考文献
脚注
外部リンク