『さわやか万太郎』(さわやかまんたろう)は、本宮ひろ志による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、1978年3・4合併号から1979年39号まで連載された。女系の旧家出身の花見万太郎が「スポーツで活躍する」姿を描く[1]。本作は同誌の元編集長・後藤広喜の主な担当作品のひとつ[2][3]。
また、本宮の妻のもりたじゅんも、当作品とほぼ同時期に掲載された『硬派銀次郎』と併せて女性キャラによる下絵を手掛けている[4]。スポーツ中継では『硬派銀次郎』(山崎銀次郎)で登場する実況のメガネをかけたヒゲ面の男性が登場する。
2017年、『週刊少年ジャンプ』の創刊50周年を記念して開催された「創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展VOL.1 創刊〜1980年代、伝説のはじまり」にて、創刊から1980年代の作品として本作も展示された[5]。
あらすじ
登場人物
主要人物
- 花見 万太郎(はなみ まんたろう)
- 本作の主人公。私立番学院中学2年生。女系が続く花見家に男児として生まれる。
- 宮本武蔵を尊敬している[6]。
- 松平 五月(まつだいら さつき)
- 松平家に230年ぶりに生まれた女児。
- 万太郎のフィアンセとなる。
用語
- 花見家(はなみけ)
- 東京都葛飾区の下町にある江戸時代から続く旧家。代々、女系が続いており、女性が圧倒的に力を持っている。
- 松平家(まつだいらけ)
- 花見家とおなじく江戸時代から続く旧家。代々、男系が続いている。
書誌情報
脚注
関連項目
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作品 |
連載作品 | |
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貸本時代の作品 |
遠い島影 - 落葉の山道 - 暴れ者 - 決斗 - おれたちゃ男だぜ - 水平線の彼方
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パチスロ | |
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アシスタント | |
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サラリーマン金太郎 | |
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