『おていちゃん』は、1978年(昭和53年)度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第21作で、1978年4月3日から9月30日まで放送されたテレビドラマ。
特徴
一人の女性が、悩み、傷つきながらも、自分の幸せを手に入れるまでを描く。女優・沢村貞子の半生記[3][4]。
「連続テレビ小説」で実在する女性の生涯、半生をモデルにするのは、前々作『いちばん星』以来である[2]。
キャスト
- 大沢てい子(おてい)
- 演 - 友里千賀子(幼少期:菊地優子)
- 父・大沢伝太郎(保之助)
- 演 - 長門裕之
- 長門は沢村貞子の甥(兄の子)に当たり、本作では自らの祖父に相当する役を演じる形になった[2]。
- 母・大沢カツ
- 演 - 日色ともゑ
- 日色は『旅路』でヒロインを務めており、連続テレビ小説においてヒロイン、ヒロインの母親の両方を演じた最初の女優となった。
- 姉・大沢千代
- 演 - 萩尾みどり(幼少期:笠原弘子、少女期:蝦名由紀子)
- 兄・大沢幸太郎
- 演 - 坂東八十助(幼少期:淺場亮、少年期:畠山安生)
- 弟・大沢直次
- 演 - 中村智太郎(幼少期:杉本航、少年期:藤川大輔)
- 叔母(保之助の妹)・志津
- 演 - 水野久美
- 片桐慎介
- 演 - 荻島真一
- 戸川一郎
- 演 - 小倉一郎
- 演出家。
- 大山源太
- 演 - 尾藤イサオ
- 篠原桃子
- 演 - 沢井桃子
- ていの友人。
- きぬ
- 演 - 古手川祐子
- ふく
- 演 - 天地総子
- 北川
- 演 - 関敬六
- 安木
- 演 - 前田昌明
- 野村千吉
- 演 - 風間杜夫
- そば屋の息子。
- 野村五郎
- 演 - 志垣太郎
- 野村タカ
- 演 - 佐々木すみ江
- そば屋主人
- 演 - 加藤武
- おゆき
- 演 - 浅利香津代
- みち子
- 演 - 梅田まゆみ
- 山上英子
- 演 - 片山真由美
- 沢村又一郎
- 演 - 尾上菊蔵
- 長次
- 演 - 曾我廼家一二三
- しめ香
- 演 - 三浦布美子
- ぎん
- 演 - 宮内順子
- 大家
- 演 - 三笑亭夢楽
- さわ
- 演 - 五月晴子
- はる
- 演 - 武田伊砂美
- 使いの男
- 演 - 石黒正男
- 吉野
- 演 - 千石規子
- 日本女学院の先生。
- 三上
- 演 - 柴田美保子
- 近所の人びと
- 演 - 坂本由英、井上三千男、河西喜義
- 歌舞伎役者
- 演 - 尾上梅之助、山崎權一
- その他
- 演 - 寺田農、小松方正、草村礼子、奈良岡朋子、横山道代、二宮弘子、沢村貞子、立枝歩
スタッフ
視聴率
1978年の平均視聴率は43.0%、最高視聴率は50.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[6]。
映像の現存状況
本番組は第1回、第2回、第4回、第5回、第12回、第20回、第21回、第26回、第30回、第45回の冒頭5分と最終回がNHKに残されている[7]。2021年に一般視聴者によって第78回、第79回、第81回、第82回、第84回、第96回がNHKに提供された[7]。
NHKではマスターテープが失われた過去の放送番組の収集(制作関係者や一般視聴者らへのビデオテープ提供の呼びかけなど)を進めている[8]。
放送ライブラリーでは第1回が公開[5]。
脚注
外部リンク
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1960年代 (#01 - 09) | |
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1970年代 (#10 - 24) | |
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1980年代 (#25 - 43) | |
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1990年代 (#44 - 61) | |
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2000年代 (#62 - 81) | |
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2010年代 (#82 - 101) | |
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2020年代 (#102 - 121) | |
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「*」…NHK大阪放送局制作。「☆」…放送期間1年間(他は半年)。
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