Д, д は、キリル文字の第5ないし第6字母である。ギリシャ文字の Δ(デルタ)に由来し、ラテン文字の D に相当する。対応するグラゴル文字は Ⰴ(ドブロ)である。
筆記体は、(大文字・小文字それぞれ)ラテン文字の「D」と「g」の筆記体に似る[1]。
イタリックの小文字は「∂」に似た独特の形をとる[1]。ただしセルビア語では小文字は、ラテン文字の「g」のイタリックに似る。
フォントによっては、上辺の筆画がない三角形の字形を取る。
ギリシア文字の Δ δ(デルタ)に由来する。デルタは古ギリシア語で [d] と発音され、新ギリシア語で [ð] と発音された。デルタはフェニキア語の 𐤃(ダレト)に起源を持つ。
U+0414
1-7-5
Д
Д
U+0434
1-7-53
д
д