香取神社(かとりじんじゃ)は、埼玉県春日部市の神社。
歴史
創建年代は不明である。ただ江戸時代後期の地誌『新編武蔵風土記稿』に「文安三年(1446年)の勧請とのみ伝ふ」と記載されていることから、その頃に創建されたものと推測される。ただし、それを裏付ける他の記録や伝承は伝わっていない[2]。
1873年(明治6年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられ、1910年(明治43年)の神社合祀により、周辺の2社が合祀された。1923年(大正12年)の関東大震災では社殿が倒壊する被害を受けたが、まもなく再建され、現在に至っている[2]。
交通アクセス
脚注
- ^ a b 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年、1036-1037p
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年
- 「大場村 香取社」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ206埼玉郡ノ8、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:764008/48。