香取神社(かとりじんじゃ)は、埼玉県加須市の神社。
歴史
創建年代は不明である。ただ当社で所蔵されている金幣に「元禄十二己卯(1699年)」と記載されていることから、その頃までには既に存在していたものと推測される。隣にあった「金剛院」が別当寺であったが、明治初期の神仏分離により、廃寺に追い込まれた[1]。
1872年(明治5年)、近代社格制度に基づく「村社」に列せられた。なお、明治末期の神社合祀政策について、当社では特に周辺神社の合祀は行われていない[1]。
当社には江戸時代の仏師円空が彫ったという「円空仏」を3体所蔵している[1]。
文化財
- 香取神社絵馬(加須市指定有形文化財 昭和61年12月8日指定)[2]
交通アクセス
脚注
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 入間・北埼玉・秩父』埼玉県神社庁、1986年