長谷寺(ちょうこくじ)は、長野県上田市にある曹洞宗の寺院である。山号は真田山(しんでんさん)[1]。
歴史
天文16年(1547年)、真田幸隆が真田本城(松尾城)内の種月庵跡地に伝為晃運(晃運字伝)を招聘して創建した。晃運は上野国後閑(群馬県安中市)の長源寺の僧で、幸隆とは旧知の間柄であった。
寺は慶長5年(1600年)上田合戦に巻き込まれて焼失。元和8年(1622年)には真田氏の松代(現長野市)移転と共に、長谷寺の6世住持が松代に移り、新たに長国寺を開山。長谷寺は長国寺の末寺となった。
寛保2年(1742年)、長谷寺は土砂災害に巻き込まれる。宝暦7年(1757年)には再び火災で焼失。明治23年(1890年)にも火災に遭い、古い建物は残されていない。現本堂は昭和53年(1978年)の再建である。
本堂の背後に幸隆夫妻と真田昌幸の墓所がある。
交通アクセス
参考文献
脚注
外部リンク