野口 市太郎(のぐち いちたろう、1955年〈昭和30年〉11月28日[1] - )は、日本の政治家。元長崎県五島市長(3期)。
来歴
長崎県福江市(現・五島市)に生まれる[2]。1978年(昭和53年)3月、長崎大学経済学部卒業。同年4月、長崎県庁に入庁。五島地方局長、長崎振興局長、長崎県水産部長などを歴任[3]。
2012年(平成24年)8月26日に行われた五島市長選挙に民主党・自民党・公明党の推薦、現職市長の中尾郁子の支援を受けて出馬。五島新報新聞社社長の永冶克行を破り初当選した。投票率は61.90%[4]。9月5日、市長就任[5]。
2016年(平成28年)、無投票で再選[6]。2020年(令和2年)、立憲民主党推薦の新人を破り3選[7]。
市政
- 2020年(令和2年)4月28日、新型コロナウイルス対策の財源に充てるため、自身と副市長、教育長の5月から8月までの月額給与を20%減額すると発表した[8]。
- 2019年(令和元年)、市所有の農業施設を市内の農業法人に10円で売却。2020年(令和2年)3月、市内の政治団体は同施設の適正価格を算出し、野口が差額を市に返還するよう求め住民監査請求をした。市監査委員は不動産鑑定士に査定させた168万円を適正価格と判断し、野口に対して市に差額を払うか、10円での売却について市議会の議決を得るよう勧告。野口は6月定例議会に追認を求める議案を提出し、市議会は同議案を賛成多数で可決した。同政治団体は8月5日までに、野口が差額の167万9,990円を市に支払うことなどを求める住民訴訟を、長崎地裁に起こした[9]。
脚注
外部リンク
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2004年8月1日合併 |
福江市長 |
- 中村弥左衛1954.4.20-1957.8.16
- 烏山豊吉1957.9.29-1961.9.13
- 田口馬次1961.9.23-1973.9.22
- 山本巌雄1973.9.23-1975.11.1
- 西野稔1975.12.14-1991.12.13
- 木場弥一郎1991.12.14-2004.7.31
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合併後 | |
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