西川町(にしかわまち)は、新潟県西蒲原郡に属した町。2005年3月21日の新潟市への編入合併によって消滅し、現在は新潟市の政令指定都市移行により大部分が西蒲区の一部となっており、大字與兵衛野新田の一部が西区となっている[1]。
以下の記述は合併直前当時の旧西川町に関しての記述であり、現在では名称等が異なる場合がある。なお、ここに記述されていない内容に関しては西蒲区#西川地区などの記事を参照。
新潟市(旧西蒲原郡黒埼町を除く)への通勤率は27.3%(平成12年国勢調査)。町名は町の中心部を流れる西川(信濃川の支流)に由来する。
概要
中心地の曽根は近世に長岡藩曾根代官所が置かれた地で[2]、西川の河川舟運で栄えた在郷町の性格も持ち、江戸時代には蒲原船道の拠点となっていた。現在でも県道374号(本町通り)沿いに商店街が形成されている。
歴史
- 1901年(明治34年)11月1日 - 西川村と鎧郷村が合併し鎧郷村となる。
- 1930年(昭和5年)12月1日 - 曽根村が町制を施行し曽根町となる。
- 1955年(昭和30年)3月31日 - 鎧郷村と曽根町が新設合併し、西川町(にしがわまち)となる。
- 1955年(昭和30年)7月10日 - 中郷屋、葉萱場、割前、東汰上(ひがしよりあげ)、羽田を分離し巻町へ編入。
- 1961年(昭和36年)6月10日 - 西川町と升潟村が新設合併し、西川町(にしかわまち)となる。
- 1962年(昭和37年)11月 - 潟東村の一部(通称・米里(旗屋村受、卯八郎受の各一部)、現在の通称・新川の一部)を編入。
- 1977年(昭和52年)2月 - 鎧潟の一部を入れ、矢島の一部が巻町へ編入。
- 1977年(昭和52年)5月 - 鎧潟の一部を入れる。
- 2005年(平成17年)3月21日 - 新潟市と合併し、消滅。
市町村合併
地域
西川町は以下の大字で構成される。
行政
経済
1974年(昭和49年)に農村地域工業導入地区の指定を受け、2箇所の工業団地が整備された[3]。
交通
道路
鉄道
- 町東部をJR越後線が通っており、町内には駅が1つある。
- 越後線
- 越後曽根駅
バス
施設
祭事
出身有名人
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク